2014年10月07日

遂にあゆTOP10外す!新作シングルカットは空しくも初登場24位・・・nammyblog vol.153

浜崎あゆみの2014年初シングルとなる52枚目「Terminal」が10/1にリリースされた。
本作は7月発売のアルバム「Colours」からのシングルカット作。
いつこの作品がシングルカットされ発売されたのか?知らなかったくらい。
前作3年3ヶ月ぶりにリリースされたシングル「Feel the love」は初登場5位。それまで25作連続初登場1位記録を保持しながらも、時代の波には逆らえなかったのか、リリース間隔が開けば開くほど、またプライベートでも結婚、離婚とその奇怪な行為はファンをも興覚めさせるような迷走ぶりに戸惑いを隠せない。
7月にはフルアルバムとなる「Colours」をリリースするも、同じレコード会社でもあるKis−My−Ft2のNEWアルバムを発売同日にぶつけてくるなど、かつてはレコード会社の大黒柱だったあゆをあっさり切り捨てたavex。
結果は初登場5位、ピーク期は初動で100万枚を軽く超える人気ぶりはもう微塵も感じられなくなってしまった。
今週付現在でも5万枚にやっと届くというところだ。
そんな静かにリリースされたシングルカット作はどのような結果を生んだのか。

10/13付シングルチャートで1位〜10位を見渡す。いない・・・。
デイリーチャートでは16位初登場、その後19位→19位と水面下を辿っていたが、11位〜20位を見てもない。
何と初登場は24位!その初動売上枚数はたったの2,889枚。
かつてこのような結果があっただろうか。そのくらい衝撃を受けた結果だった。
いかにアルバムからのカットだとしても昨今レベルの低いシングルチャート、TOP10入りは確実だろうというあさはかな思いは見事に粉砕された。
過去を見渡してもリミックスシングルは初登場30位〜44位間にランクインされたこともあったが、オリジナルシングルまたはシングルカット作としてのチャートインでは過去最低レベル。
ブレイク前のデビュー曲「Poker face」ですら初動1.1万枚、初登場20位だった。
それほど今作の彼女の曲には世間も関心を示さなかった。これが現実だろう。
いよいよ現役引退か?と囁かれるも依然本人が公言した「売れなくなったら潔く引退」という言葉は今や信憑性もなくなってしまった。
この結果を本人はどのように受け止めている?


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2014年09月16日

<オリジナルアルバム4時代の金字塔!竹内まりや「TRAD」が初登場1位!シングルではサザン、70年代組による同時1位記録は実に20年ぶりの快挙・・・nammyblog vol.152

竹内まりや「TRAD」.jpg

今週のアルバムチャート9/22付で金字塔を打ち立てた。
竹内まりやの6年ぶりのオリジナルアルバム「TRAD」が初動売上11.9万枚を売り上げ初登場1位を獲得した。
女性アーティストとしてはこれまで首位だった松任谷由実(58歳10ヶ月)の記録を抜き59歳6ヶ月で最年長記録となる。
またこれまで誰しも成せなかった「オリジナルアルバム部門においての1位獲得記録」は彼女が初の4年代1位記録を樹立。

80年代では「ヴァラエティ」(1984年)、90年代では「Quiet Life」(1992年)、00年代では「Bon Appetit!」(2001年)、「Denim」(2007年)とあり今回の「TRAD」(2014年)で1位を獲得したことで80年代〜10年代までの4時代で制覇。
デビューから36年経った今もオリジナルアルバムをリリースして1位を獲得するという例は稀であり彼女の人気ぶりを証明させた。
意外にもこれまでにオリジナルアルバムでの1位は松任谷由実(70年代〜90年代)、中島みゆき(70年代〜90年代)、B'z(90年代〜10年代)、徳永英明(80年代〜00年代)らが記録した3時代が最高であった。
竹内まりや自身のアルバム1位は今作で10作目となり、アルバムセールスは今週付で1000万枚を突破、累積セールスでも1510.0万枚とまだまだこの先も数字は伸び続けていく事だろう。

一方シングルチャートでは1年ぶりのリリースとなったサザンオールスターズ「東京VICTORY」が初動9.3万枚を売り上げ初登場1位を獲得した。今作で1位記録は16作目、TOP10入りは45作目となる。
こちらも根強い人気でベテランぶりを発揮した。

偶然にも今週のヒットチャートはシングルでサザン、アルバムで竹内まりやと70年代デビュー組によるもの。
時は2014年、若者を中心とした現代のヒットチャートにおけるこの面子は懐かしく、そして新しい。
このような70年代デビューによるヒットチャートシングル、アルバム独占1位という記録はいつ以来だっただろうか?と辿ってみると1994年8月29日付でシングルで松任谷由実「Hello,my friend」、アルバムで竹内まりや「Impressions」が1位という週以来20年ぶり。奇遇にもアルバムは今週と同じ竹内まりや。
このベストアルバムは今でもこの自己記録は塗り替えられないほど売れた306.7万枚!当時の300万枚越えはドリカム以来史上2組目という新しい記録とともに世に広まった。
こうした彼女の作品を20年以上経った今、改めて聴けば聴くほど古びた印象は微塵もなく、今も変わらないその歌声は多くのファンを癒し、魅了した。
そういった彼女の才能を存分に活かした今作「TRAD」はもうじき還暦を迎えるとは思えないバラエティ豊かな仕上がりと時代に流されない音楽、世代を超えて愛される歌曲が伝わってくる。
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2014年09月14日

<記録>最高位2位作品1000作目到達へ・・・nammyblog vol.151

今週のシングルチャート9/15付でまた一つの記録が誕生した。
これまでスポットとして1位獲得作品においては通算1000作目などと当てられる事が多々あるが、それ以外の記録においては他紙も特集を組んでいるのを見た事はない。
(恐らく本誌(オリコン)内でも特集を組む事はないと思う)
私がスポットを当てたのは最高位2位獲得作品、惜しくも1位を獲得できなかった不運なポジションであるとともに十分素晴らしい売上とともにその記録は1位獲得作品を凌ぐケースも多く存在する。

そんな最高位2位止まりの作品が通算で遂に1000作目に到達した。
オリコンチャートの始まりから46年8ヶ月目での記録達成だ。
思い返せば1968年に始まったチャートで初めて2位止まりとなった作品は1968年1月4日付で記録した佐良直美「世界は二人のために」でした。
1位獲得作が通算1000作目を迎えたのは今から7年前の2007年2月26日付、EXILE「道」が記録を達成した。
今回めでたく1000作目の節目を獲得したのは韓国グループB.A.Pの「EXCUSE ME」。2012年1月にデビューし、これまでに日本シングルでは4枚をリリースしている。今年4月にリリースした「NO MERCY」以来の2位獲得となった。

1位1000作到達よりも7年遅い今回の記録であるが、毎週の入れ替わるチャート合戦は1位も2位も変わらない。
どこでそれだけ差がついたのか。1位獲得作と違い、2位というポジションは毎週変わるものではない。
1位を獲得した作品が翌週順位を下げ2位にランクインされれば、あくまで2位であるには変わりがないがあくまで「最高位2位止まり」を主体とした記録の為カウントはされない。過去そんなケースが結構多く、なかなか初登場2位イコールというわけでもなかったからだ。
昨今のチャートは当たり前のように初登場2位というケースが増加し、そのたびに「最高位2位止まり記録」としてカウントされる為、急激にその数字は伸びを見せた。それだけ前週1位を獲得した作品が落とす順位は大きく、良くても3位〜5位にダウン、下手をすればTOP10圏外なんてケースも当たり前化してしまっている。

これまでの2位作品で一番セールスを挙げたのは1979年3月に2位到達した渥美二郎「夢追い酒」の182.0万枚。
最高2位記録としてはミリオンセラーが29作もあった。
何も全て1位を獲得したから・・・という言葉だけでは片づけられない2位の凄さである。

☆最高位2位獲得作品 売上枚数TOP10
1位 182.0万枚 渥美二郎「夢追い酒」
2位 155.5万枚 Le Couple「ひだまりの詩」
3位 148.5万枚 竜鉄也「奥飛騨慕情」
4位 148.4万枚 ブラックビスケッツ「タイミング」
5位 145.0万枚 シャ乱Q「ズルい女」
6位 139.7万枚 槇原敬之「もう恋なんてしない」
7位 139.0万枚 華原朋美「I'm proud」
8位 138.5万枚 倉木麻衣「Love Day After Tomorrow」
9位 137.2万枚 GLAY「SOUL LOVE」
10位 129.3万枚 DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」


8cmと12cmの合算であれば宇多田ヒカル「Automaric」の206万枚が1番だったんですけどね。
別集計となると129.1万枚の為、惜しくも11位!

2位特集についてはこちらもどうぞ!
http://nammyblog.seesaa.net/article/321908353.html

2位に長期間ランクインさせたのは?
1972年に記録したちあきなおみの「喝采」が何と12週も2位にランクイン!
ここまでずっと居座るのはある意味1位獲るよりも難しい?

そして最高位2位だって年間シングルチャートで1位を獲ってしまいます。
過去4例あります。

2004年度 平井 堅/瞳をとじて
1987年度 瀬川瑛子/命くれない
1983年度 大川栄策/さざんかの宿
1979年度 渥美二郎/夢追い酒


これだけ1位獲得作が注目を浴びている中で2位だってやるときゃやるんです。
しかし、演歌は息が長いだけにポップスの売上を軽く凌ぐんですね。
最高位2位獲得作品最多アーティストは15作でEXILEでした。
1位獲っているいるイメージもあったが、2位獲得数の方が多いんですよね。
以下10作以上を持つアーティストが13組もいました。

15作 EXILE
13作 倉木麻衣
12作 ゆず
12作 UVERworld
11作 GLAY
11作 ポルノグラフィティ
11作 aiko
11作 氷川きよし
11作 東方神起
11作 Perfume
10作 ZARD
10作 モーニング娘。
10作 田原俊彦


最後に1000作到達を記念し、キリ番の2位作品を紹介します。

NO.0001(1968.1/4) 佐良直美「世界は二人のために」
NO.0050(1975.1/6) 西崎みどり「旅愁」
NO.0100(1980.6/23) 谷村新司「昴」
NO.0150(1985.10/28) アルフィー「霧のソフィア」
NO.0200(1987.8/31) おニャン子クラブ「ウェディングドレス」
NO.0250(1989.12/18) チェッカーズ「Friends and Dream」
NO.0300(1992.5/18) チューブ「夏だね」
NO.0350(1995.7/17) スピッツ「涙がキラリ☆」
NO.0400(1998.12/23) Every Little Thing「Time goes by」
NO.0450(2000.1/17) Every Little Thing「Pray」
NO.0500(2001.11/26) プッチモニ「ぴったりしたいX'mas!」
NO.0550(2003.9/15) 嵐「ハダシの未来」
NO.0600(2005.5/2) ZARD「星のかがやきよ」
NO.0650(2006.10/2) YUI「I remember you」
NO.0700(2007.12/31) モモタロス,ウラタロス,リュウタロス「Climax Jump DEN-LIDER form」
NO.0750(2009.4/20) BREAKERZ「Everlasting Luv」
NO.0800(2010.6/7) XIAH junsu「XIAH(Intoxication)」
NO.0850(2011.8/8) 安室奈美恵「NAKED」
NO.0900(2012.8/20) 三代目 J Soul Brothers「花火」
NO.0950(2013.9/2) SHINee「Boys Meet U」
NO.1000(2014.9/15) B.A.P「EXCUSE ME」
posted by nammy at 23:56| 埼玉 ☔| ヒットチャート記録編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月03日

日テレ”24時間テレビ”定番曲「サライ」・・・nammyblog vol.150

加山雄三・谷村新司「サライ」.jpg

日本テレビ系列「24時間テレビ」のテーマソングと言えば今や定番曲となった加山雄三・谷村新司による「サライ」が有名な話。
かれこれ1992年に発売されてから22年間毎年流れ続けている曲で、誰しも一度は耳にした事があるだろう。
元々この曲が生まれたきっかけは1992年の第15回記念として、加山雄三がギターで作曲し全国の視聴者から寄せられた愛のメッセージを基に谷村新司が代表作詞としてとりまとめ、24時間以内にそれを一本の歌として制作しようという試みから始まった。
完成以後は毎年のように加山、谷村によるリードの元、全員で大合唱される。
CDの売上による印税の一部は、同番組のチャリティー募金に充てらカラオケで発生する著作権料の一部も、チャリティー基金に充てられている。
曲のテーマは「心のふるさと」であり、「サライ」という曲名はペルシア語「سرای」(サラーイ)から来ていて、直訳は「宿(または家)」。さらに本曲には「砂漠の中のオアシス」という意味も込められている。「宿(または家)」や「砂漠の中のオアシス」が、曲のテーマ「心のふるさと」に近いからタイトル名になったと日本テレビは説明している。
毎年24時間テレビが来るたびに売れているか?と言われるとそうでもない。
「サライ」は1992年11月16日に発売され、11月30日付で初登場20位だった。
その後13週ほどチャートインしたが、最高位は更新できず20位止まり、最終売上は13.2万枚という結果。
予想よりも低い売上に驚いたことだろう。
当時1992年はまだシングルCDが8cm型のものであり、テレビタイアップの付いた曲は飛ぶように売れた時代、そんなCDバブル期に発売されたにも関わらず10万枚前半での売上というのは意外である。
今から7年前の2007年に一度だけ「サライ」ではなく谷村自身が書き下ろした曲「勇気のカタチ〜私を変えてくれたあなたへ〜」がリリースされた。「24時間テレビ」30周年記念と、「サライ」誕生から15年という2つの節目を祝す意味合いで、15年ぶりに谷村新司(作詞)と加山雄三(作曲)のタッグで制作されが、TOP200内に1週だけ、116位にランクインされ姿を消した。売上枚数は734枚だった。
以後、この曲は24時間テレビでは使われていない1年限りの幻の曲となった。
やはり「サライ」は24時間テレビの顔であり、定着した楽曲を払拭するにはよほどのインパクトを与えなければ変わらない事がわかる。これからも毎年「サライ」がテレビから流れる事は間違いないだろう。
posted by nammy at 22:43| 埼玉 ☔| 名曲・名盤編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

AKB48まゆゆセンター曲がミリオン発進!24作連続1位、19作目のミリオン達成へ・・・nammyblog vol.149

AKB48「心のプラカード」.jpg

37枚目となるシングル「心のプラカード」が初動売上100.7万枚を売り上げ9月8日付シングルチャートで1位を獲得した。今作で1位は2009年10月の「RIVER」から24作連続、TOP10入りは2007年1月「制服が邪魔をする」から35作連続通算36作目となった。
また今回で初動100.7万枚を売り初週ミリオンは2011年5月「Everyday、カチューシャ」から17作連続、通算ミリオン数は18作連続通算19作となり自身の記録を更に更新した。
今作は6月の総選挙を制した渡辺麻友がセンターを務めたナンバー、初日売上は87.2万枚であり直近の記録では2013年2月の「So long」以来の80万枚台スタート。偶然にもその曲も渡辺麻友がセンターを務めた曲だった。
初動ミリオンが危惧されたが、ギリギリというところでのミリオンキープ。
派生グループや公式ライバルでもある乃木坂46がメキメキと力をつけているのに対し、母体グループは安泰ながらもいよいよ連続初週ミリオンも危ういか?次作あたりが今後の方向性を示す大きなターニングポイントかも知れない。
さすがに商法云々はさておき、19作のミリオンセラーを達成するのは凄いこと。
批判が圧倒的ではあるものの、なかなか一発でも当てられるか微妙なミリオンを3年も連続で達成するのはマグレでは出来ない。確かにその人気は本物だし、曲こそ知らない人が「AKB」というネームを世に知らしめた事は確かだ。彼女らの政権交代に名乗りを上げるグループは現れるのだろうか。
人気は低迷しながらも、しばらくこの政権は続きそうな予感である。
posted by nammy at 22:15| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月31日

<徹底解析シリーズQ ドリカムデビュー25周年!3時代でのアルバム1位驚異の記録更新へ・・・nammyblog vol.148

1989年にデビューして以来、第一線を駆け抜けてきた二人組デュオ”ドリカム”ことドリームズ・カム・トゥルー。記念すべきデビュー25周年にあたりNEWアルバム「ATTACK25」を8月20日にリリースしたばかり。
そんな3年9ヶ月ぶりのNEWアルバムが今週9月1日付アルバムチャートにて9.0万枚を売り上げ初登場1位を獲得した。自身アルバム1位は2009年3月にリリースした「DO YOU DREAMS COME TRUE?」以来5年5ヶ月ぶり。
この記録により1990年代、2000年代、2010年代と3時代でアルバム1位という快挙を成し遂げた。
25周年という記念の節目にこのような大記録が達成されるのはお見事。25年経った今も健在であることを証明してくれた。
どれだけ彼女らの歌に励まされた人がいることか・・・。これからも第一線で30周年、35周年と走り続けて欲しい。
25周年という節目を記念に今回は歴代5位のトータルセールス記録を持つ彼女らの記録を記しておきたい。

■ドリームズ・カム・トゥルー25周年企画 これまでの大記録とその軌跡■

トータルセールス:4354.8万枚
アルバムセールス:2845.6万枚
シングルセールス:1509.2万枚
首位獲得数:アルバム13作/シングル11作
TOP10獲得数:アルバム25作/シングル44作
ミリオン数:アルバム10作/シングル5作

★シングルセールスTOP20
ドリームズ・カム・トゥルー「LOVE LOVE LOVE」.jpg

@LOVE LOVE LOVE/248.9万枚/最高位1位/1995.7.24
A決戦は金曜日/107.0万枚/最高位1位/1992.9.19
Bサンキュ/106.9万枚/最高位2位/1995.2.22
CWINTER SONG/106.8万枚/最高位1位/1994.1.7
Dgo for it!/105.2万枚/最高位1位/1993.9.9
EEyes to me/74.1万枚/最高位1位/1991.4.25
F朝がまた来る/71.0万枚/最高位1位/1999.1.20
G晴れたらいいね/68.5万枚/最高位1位/1992.10.21
HROMANCE/60.5万枚/最高位1位/1995.10.30
Iすき/59.1万枚/最高位1位/1994.11.4
JWHEREVER YOU ARE/54.8万枚/最高位1位/1994.4.28
K笑顔の行方/44.6万枚/最高位2位/1990.2.10
Lそうだよ/35.5万枚/最高位4位/1996.11.25
M雪のクリスマス/32.2万枚/最高位5位/1990.11.21
Nやさしいキスをして/31.6万枚/最高位2位/2004.2.18
O忘れないで/31.4万枚/最高位5位/1991.10.25
PSNOW DANCE/30.1万枚/最高位3位/1999.12.24
Q何度でも/19.5万枚/最高位3位/2005.2.16
Rア・イ・シ・テ・ルのサイン/18.3万枚/最高位2位/2007.10.3
S24/7-TEWNTYFOUR/SEVEN-/16.9万枚/最高位4位/2000.11.22


シングルセールスでは言うまでもなく「LOVE LOVE LOVE」が断トツダブルミリオンで1位。
同作はTBS系列ドラマ「愛していると云ってくれ」主題歌、その年の95年シングル年間でも1位に輝きました。
吉田美和の歌声と中村正人が奏でるメロディが見事にマッチ。
以下5位までがミリオンセールス。92年の「決戦は金曜日」、93年「go for it!」、94年「WINTER SONG」と92年〜95年はドリカムブレイク期であり、どの曲も耳にした事があるだろう。
5thシングル「笑顔の行方」でブレイクを見せ、アルバム収録では有名な「未来予想図U」は実はこのシングル曲もカップリングに収録されていたB面である事も忘れてはならない。(とはいえ89年のアルバム収録作なのでシングルカットという形にはなるが・・・) 90年代の作品が圧倒的ではあるが、後期(2000年代)作品でもある「何度でも」や「やさしいキスをして」「アイシテルのサイン」などがTOP20内にランクインされているのも近年のドリカムの人気の凄さを示している。

★アルバムセールスTOP20
ドリームズ・カム・トゥルー「The Swinging Star」.jpg

@The Swinging Star/322.7万枚/最高位1位/1992.11.14
ADELICIOUS/296.6万枚/最高位1位/1995.3.25
BMAGIC/258.4万枚/最高位1位/1993.12.4
CLOVE UNLIMITED∞/243.4万枚/最高位1位/1996.4.1
DMILLION KISSES/236.3万枚/最高位1位/1991.11.15
EGREATEST HITS"THE SOUL"/236.1万枚/最高位1位/2000.2.14
FBEST OF DREAMS COME TRUE/217.7万枚/最高位2位/1997.10.1
GLOVE GOES ON.../150.8万枚/最高位8位/1989.11.22
HWONDER3/139.2万枚/最高位1位/1990.11.1
Ithe Monster/108.6万枚/最高位1位/1999.4.21
JSING OR DIE/88.2万枚/最高位1位/1997.11.15
KAND I LOVE YOU/78.6万枚/最高位2位/2007.12.12
L7月7日、晴れサウンドトラック/76.0万枚/最高位4位/1996.4.1
MDO YOU DREAMS COME TRUE?/67.2万枚/2009.3.21
NDreams Come True/56.0万枚/最高位27位/1989.3.21
ODIAMOND15/52.3万枚/最高位2位/2004.12.8
PTHE LOVE ROCKS/46.9万枚/最高位1位/2006.2.22
QLOVE BALLAD COLLECTION/40.9万枚/最高位6位/2003.12.17
Rmonkey girl odyssey/37.3万枚/最高位1位/2001.12.5
Ssmooth groove collection/17.5万枚/最高位3位/2004.1.9


凄い・・・。200万枚越えが7作品も。しかも何が凄いってそのうち5作がオリジナルアルバムというところ。ベストアルバムが売れてもオリジナルがそれだけ売れている事が本物を物語っている。
ベストでも6位でしょ、上位5位までがオリジナル作品。トップの「The Swinging Star」は日本で初めてアルバム300万枚突破を記録した記念すべき作品でもある。「決戦は金曜日」「晴れたらいいね」などシングルヒット作を含む人気作。一時は歴代アルバムセールスでもトップになった作品。
(残念ながら現在歴代アルバムでは14位という結果ですが・・・。)
それだけ日本を虜にした作品でもある。
シングル同様に1位〜5位までは1991年〜1996年。ちょうどブレイク期からの作品が軒並みの顔ぶれだ。
6位、7位とベストアルバム2種が200万枚越えでランクイン。”THE SOUL”は発売から14年経った今でも売上が伸びている超ロングセラー、今週までに合計で220週のランクインを見せている。
8位にはドリカム出世作とも言える超名作「LOVE GOES ON...」。自身最高となるTOP100内に229週というロングセラー、最高位こそ8位ながら売上枚数は150万枚に達するという異例のヒット。
歴代アルバムでは103位にランクインとなるが、1位〜102位までの作品は全て最高位は3位内、それを考えると最高位8位での150万枚セールスはよほどのロングセラーでないと達成出来ない事がわかるだろう。

★デビューシングル
「あなたに会いたくて」
発売:1989年3月21日/売上枚数:TOP100圏外/最高位:TOP100圏外

★デビューアルバム
「Dreams Come True」
発売:1989年3月21日/売上枚数:56.0万枚/最高位27位/ランクイン:122週
初登場:1989.9.25付 93位 初動売上:0.4万枚

実に発売から半年後の初チャートイン!

93位(89.9/25付)→89位→85位→91位→76位→81位→75位→76位→72位→80位→圏外→72位(90.1/22付)→70位→75位→54位→55位→32位→39位→30位→29位→30位→31位→27位(90.4/9付)

27週目、発売から1年かけて初登場93位から最高位27位を記録した。
2ndアルバム「LOVE GOES ON・・・」の相乗効果のヒットが生んだデビューアルバム。
こちらも最高位27位ながら50万枚を超える異例なロングヒット。
長く売れ続ける事が出来るからこそ、デビューから25年経ってもファンは離れないで彼女たちを待ち続ける。
posted by nammy at 16:19| 埼玉 ☔| 徹底解析シリーズ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月15日

国内アーティストTOP50組による2ndシングル特集・・・nammyblog vol.147

各アーティストのデビュー曲特集なんてものはたまにありますが、2枚目に特化した特集ってありませんよね。
どうしても記念すべきスタートとなる「デビュー曲」に注視してしまい、2枚目以降の曲を知らない人たちも多いと思います。デビュー曲はみんな知っていても、2ndシングルと聞かれると案外みんな答えられないものです。
言われてみれば「あ〜〜〜」ってなると思いますが、記憶に薄い有名アーティストの2ndシングルに目を向けてみたい。
国内歴代アーティストトータルセールスTOP50組に絞り込んでみました。
記憶の扉をそっと叩いてみましょう。

■歴代セールスアーティスト上位50組による2ndシングル特集■

☆B'z「君の中で踊りたい」
発売日:1989年5月21日/売上枚数:TOP100圏外

☆Mr.Children「抱きしめたい」
発売日:1992年12月1日/売上枚数:6.1万枚/最高位56位

☆浜崎あゆみ「YOU」
発売日:1998年6月10日/売上枚数:11.4万枚/最高位20位

☆サザンオールスターズ「気分しだいで責めないで」
発売日:1978年11月25日/売上枚数:27.8万枚/最高位10位

☆ドリームズ・カム・トゥルー「APPROACH」
発売日:1989年6月1日/売上枚数:TOP100圏外

☆松任谷由実(荒井由実)「きっと言える」
発売日:1973年11月5日/売上枚数:TOP100圏外
※荒井由実名義含む

☆GLAY「真夏の扉」
発売日:1994年6月15日/売上枚数:4.3万枚/最高位24位

☆ZARD「不思議ね・・・」
発売日:1991年6月25日/売上枚数:3.1万枚/最高位30位

☆宇多田ヒカル「Movin' on without you」
発売日:1999年2月17日/売上枚数:122.7万枚/最高位1位

☆SMAP「正義の味方はあてにならない」
発売日:1991年12月6日/売上枚数:12.9万枚/最高位10位

☆安室奈美恵「Stop the music」
発売日:1995年7月24日/売上枚数:52.8万枚/最高位4位
※「TRY ME〜私を信じて〜」までは安室奈美恵withスーパーモンキーズ名義の為、ソロカウントせず

☆AKB48「スカート、ひらり」
発売日:2006年6月7日/売上枚数:2.1万枚/最高位13位
※インディーズ名義含む

☆CHAGE & ASKA「流恋情歌」
発売日:1980年2月25日/売上枚数:2.3万枚/最高位56位

☆松田聖子「青い珊瑚礁」
発売日:1980年6月1日/売上枚数:60.3万枚/最高位2位

☆ラルク・アン・シエル「Vivid Colors」
発売日:1995年7月6日/売上枚数:13.3万枚/最高位16位

☆globe「Joy to the love(globe)」
発売日:1995年9月27日/売上枚数:81.6万枚/最高位1位

☆嵐「SUNRISE日本」
発売日:2000年4月5日/売上枚数:40.6万枚/最高位1位

☆Kinki Kids「愛されるより 愛したい」
発売日:1997年11月12日/売上枚数:164.4万枚/最高位1位

☆中森明菜「少女A」
発売日:1982年7月28日/売上枚数:39.6万枚/最高位5位

☆TUBE「センチメンタルに首ったけ」
発売日:1985年10月21日/売上枚数:0.9万枚/最高位64位

☆福山雅治「アクセス」
発売日:1990年11月7日/売上枚数:TOP100圏外

☆EXILE「Style」
発売日:2001年12月12日/売上枚数:11.3万枚/最高位11位

☆Every Little Thing「Future World」
発売日:1996年10月23日/売上枚数:11.0万枚/最高位20位

☆大黒摩季「DA・KA・RA」
発売日:1992年9月23日/売上枚数:105.5万枚/最高位2位

☆中島みゆき「時代」
発売日:1975年12月21日/売上枚数:16.4万枚/最高位14位

☆TRF「EZ DO DANCE」
発売日:1993年6月21日/売上枚数:78.4万枚/最高位15位

☆長渕 剛「俺らの家まで」
発売日:1979年3月5日/売上枚数:TOP100圏外

☆槇原敬之「ANSWER/北風」
発売日:1991年4月25日/売上枚数:TOP100圏外

☆スピッツ「夏の魔物」
発売日:1991年6月25日/売上枚数:TOP100圏外

☆五木ひろし「長崎から船に乗って」
発売日:1971年8月25日/売上枚数:44.5万枚/最高位4位

☆SPEED「STEADY」
発売日:1996年11月18日/売上枚数:127.9万枚/最高位2位

☆米米CLUB「Shake Hip!」
発売日:1986年4月21日/売上枚数:2.3万枚/最高位54位

☆MISIA「陽のあたる場所」
発売日:1998年5月21日/売上枚数:22.3万枚/最高位9位

☆モーニング娘。「サマーナイトタウン」
発売日:1998年5月27日/売上枚数:41.7万枚/最高位4位

☆中山美穂「生意気」
発売日:1985年10月1日/売上枚数:11.4万枚/最高位8位

☆井上陽水「傘がない」
発売日:1972年7月1日/売上枚数:6.3万枚/最高位69位

☆氷室京介「DEAR ALGERNON」
発売日:1988年10月7日/売上枚数:13.2万枚/最高位2位

☆山口百恵「青い果実」
発売日:1973年9月1日/売上枚数:19.6万枚/最高位9位

☆郷ひろみ「小さな経験」
発売日:1972年11月1日/売上枚数:36.7万枚/最高位4位

☆倉木麻衣「Stay by my side」
発売日:2000年3月15日/売上枚数:92.2万枚/最高位1位

☆沢田研二「許されない愛」
発売日:1972年3月10日/売上枚数:35.3万枚/最高位4位

☆今井美樹「野性の風」
発売日:1987年7月1日/売上枚数:5.6万枚/最高位24位

☆森進一「東京みれん」
発売日:1966年10月30日/売上枚数:TOP100圏外

☆チェッカーズ「涙のリクエスト」
発売日:1984年1月21日/売上枚数:67.2万枚/最高位2位

☆竹内まりや「ドリーム・オブ・ユー」
発売日:1979年2月25日/売上枚数:11.8万枚/最高位30位

☆工藤静香「Again」
発売日:1987年12月2日/売上枚数:15.9万枚/最高位3位

☆矢沢永吉「真夜中のロックンロール」
発売日:1976年3月21日/売上枚数:1.6万枚/最高位65位

☆山下達郎「幸せにさよなら」
発売日:1976年4月1日/売上枚数:TOP100圏外

☆小泉今日子「素敵なラブリーボーイ」
発売日:1982年7月5日/売上枚数:12.4万枚/最高位19位

☆ゆず「少年」
発売日:1998年9月18日/売上枚数:7.9万枚/最高位10位

どうでしたか?
意外に2ndシングルは知っている曲もあれば、まったく知らない曲もあるでしょう。
基本トータルセールス上位アーティストたちは苦節時代あっての今がある人達が多く、いきなりデビュー序盤からブレイクした例は少ないようです。
近年代のアーティスト(宇多田ヒカルや倉木麻衣、Kinki、SPEED)はデビューから当たっているので例外ですが、B'zやドリカム、ユーミン、スピッツ、福山雅治、長渕剛、山下達郎らの2ndシングルがTOP100入りしていない事実もこれまた意外だったのではないでしょうか。
いろんな視点からヒットチャートを分析してみると普段見えない部分が見えて奥深いものです。
posted by nammy at 12:14| 埼玉 ☔| ヒットチャート記録編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月13日

初登場50位以下から1位獲得作品一挙公開!・・・nammyblog vol.146

最近のヒットチャートでは「初登場1位」があまりにも当たり前化し過ぎてますね。
むしろ初登場1位以外何があるんだ?ってくらい。
でも一昔では初登場1位なんてそんな大それた記録は困難だった時代もありました。
そんな記録を出したものならば大々的に取り上げられてしまう、そんな時代。
「初登場1位」の定義を完全にぶち壊したのは1980年代、既にその前に松田聖子や中森明菜、近藤真彦、田原俊彦たちによって初登場1位は記録されていますが、連続首位作品であり今のように毎週1位が入れ替わるような事はありませんでした。80年代半ばのおニャン子クラブ旋風辺りからその連続1位記録は途切れ始め、ロングヒットが生まれにくくなったのも事実。
ちなみに国内のヒットチャートで「初登場1位」を初めて記録したのは1976年1月の子門真人「およげ!たいやきくん」でした。日本のシングルセールスの頂点を極めたこの曲ならば納得ですね。

では今までに1位を獲得した曲達は初登場何位だったのか?
初登場こそ低いスタートからジワジワと時間をかけて知名度と共に上昇してゆく・・・。
それこそヒットチャートの醍醐味でもあった。
それがいきなり頂点で始まり、後は瞬く間に下降していつの間にやら姿を消している多くの楽曲たち。
ロングセールスにならないからこそ、人々の記憶に残らない。
同じ1位記録であるには変わらないが「記憶に残らない楽曲」というのが大きな違いで、実際に街頭インタビューで昨今の1位の曲を歌えるか?と問われると答えは大半は「NO」だろう。
昔の1位曲はやはりみんな聴いていたし、歌っていた。だから記憶にも記録にも残るし、やはり振り返ってみても良い曲達は多い。現代の曲を批判するつもりは毛頭ないが、あまりにも購入しているユーザーが集中した結果であり、「売上枚数」=「購入人数」ではないという事。一部の熱狂的なファンたちにとって作られた記録と言っても過言ではないかと思う。
それが現代のヒットチャートの定義ならば仕方のない事。ただ過去の先人達が作り上げてきた神聖なる記録をそいういった商法で塗り替えられていくという事だけはどうにも我慢ならない。
そう感じるのは私だけだろうか・・・。

さて、過去の1位曲たちの「初登場」に触れていきたいが、果たして何位から1位へ上り詰めたのか?
初期の首位獲得作たちは該当があまりにも多いので、枠を絞り込み「初登場50位以下から1位を獲得」という例をピックアップしてみましたっ!
近年の楽曲はほとんど見受けられませんね。。

■初登場50位以下より最高位1位獲得した楽曲
※No.はオリコン首位作品獲得順
※1960年代後期のヒットチャートデータは未完であり、一部抜けているデータもあります。

No.0003 伊東ゆかり「恋のしずく」/発売1968.1.20/売上77.0万枚/初登場65位/5週目で1位獲得
No.0007 千昌夫「星影のワルツ」/発売1966.3.24/売上170.8万枚/初登場82位/22週目で1位獲得
No.0008 ザ・テンプターズ「エメラルドの伝説」/発売1968.6.15/売上46.2万枚/初登場64位/4週目で1位獲得
No.0011 ピンキーとキラーズ「恋の季節」/発売1968.7.20/売上207.7万枚/初登場84位/7週目で1位獲得
No.0017 森進一「港町ブルース」/発売1969.4.15/売上106.8万枚/初登場85位/8週目で1位獲得
No.0021 皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」/発売1969.10.5/売上223.5万枚/初登場58位/3週目で1位獲得
No.0022 内山田洋とクールファイブ「逢わずに愛して」/発売1969.12.5/売上69.9万枚/初登場78位/10週目で1位獲得
No.0026 ヒデとロザンナ「愛は傷つきやすく」/発売1970.5.25/売上65.5万枚/初登場91位/9週目で1位獲得
No.0028 ジェリー・ウォレス「男の世界」/発売1970.7.25/売上73.4万枚/初登場85位/6週目で1位獲得
No.0029 渚ゆう子「京都の恋」/発売1970.5.25/売上85.1万枚/初登場93位/19週目で1位獲得
No.0030 ソルティーシュガー「走れコウタロー」/発売1970.7.5/売上67.5万枚/初登場100位/22週目で1位獲得
No.0031 マッシュマッカーン「霧の中の二人」/発売1970.10.21/売上39.9万枚/初登場68位/10週目で1位獲得
No.0034 加藤登紀子「知床旅情」/発売1970.11.1/売上105.1万枚/初登場77位/10週目で1位獲得
No.0035 へドバとダビデ「ナオミの夢」/発売1971.1.25/売上66.6万枚/初登場72位/11週目で1位獲得
No.0036 尾崎紀世彦「また逢う日まで」/発売1971.3.5/売上95.6万枚/初登場94位/8週目で1位獲得
No.0037 五木ひろし「よこはま・たそがれ」/発売1971.3.1/売上64.2万枚/初登場68位/18週目で1位獲得
No.0038 小柳ルミ子「わたしの城下町」/発売1971.4.25/売上134.3万枚/初登場68位/9週目で1位獲得
No.0039 湯原昌幸「雨のバラード」/発売1971.4.1/売上61.9万枚/初登場88位/16週目で1位獲得
No.0040 欧陽菲菲「雨の御堂筋」/発売1971.9.5/売上79.2万枚/初登場60位/8週目で1位獲得
No.0041 平田隆夫とセルスターズ「悪魔がにくい」/発売1971.8.10/売上72.5万枚/初登場94位/16週目で1位獲得
No.0042 ペドロ&カプリシャス「別れの朝」/発売1971.10.25/売上55.7万枚/初登場66位/10週目で1位獲得
No.0044 ニュー・シーカーズ「愛するハーモニー」/発売1972.2.5/売上28.1万枚/初登場93位/7週目で1位獲得
No.0045 石橋正次「夜明けの停車場」/発売1972.1.25/売上49.4万枚/初登場84位/9週目で1位獲得
No.0046 青い三角定規「太陽がくれた季節」/発売1972.2.25/売上50.2万枚/初登場88位/8週目で1位獲得
No.0047 小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」/発売1972.4.10/売上74.1万枚/初登場58位/5週目で1位獲得
No.0049 ビリーバンバン「さよならをするために」/発売1972.2.10/売上69.5万枚/初登場97位/21週目で1位獲得
No.0051 小柳ルミ子「京のにわか雨」/発売1972.8.10/売上61.3万枚/初登場100位/5週目で1位獲得
No.0053 宮史郎とぴんからトリオ「女のみち」/発売1972.5.10/売上325.6万枚/初登場86位/11週目で1位獲得
No.0054 ガロ「学生街の喫茶店」/発売1972.6.20/売上77.2万枚/初登場83位/15週目で1位獲得
No.0058 ガロ「君の誕生日」/発売1973.5.10/売上45.2万枚/初登場52位/6週目で1位獲得
No.0061 チューリップ「心の旅」/発売1973.4.20/売上51.4万枚/初登場92位/18週目で1位獲得
No.0071 殿さまキングス「夫婦鏡」/発売1974.5.25/売上83.9万枚/初登場56位/7週目で1位獲得
No.0073 中村雅俊「ふれあい」/発売1974.7.1/売上126.5万枚/初登場57位/6週目で1位獲得
No.0077 西川峰子「あなたにあげる」/発売1974.7.25/売上55.6万枚/初登場89位/18週目で1位獲得
No.0080 野口五郎「私鉄沿線」/発売1975.1.20/売上45.3万枚/初登場77位/3週目で1位獲得
No.0083 さくらと一郎「昭和枯れすゝき」/発売1974.7.21/売上100.2万枚/初登場94位/15週目で1位獲得
No.0086 細川たかし「心のこり」/発売1975.4.1/売上80.1万枚/初登場88位/15週目で1位獲得
No.0087 小坂恭子「想い出まくら」/発売1975.5.25/売上85.3万枚/初登場91位/12週目で1位獲得
No.0088 岩崎宏美「ロマンス」/発売1975.7.25/売上88.7万枚/初登場65位/5週目で1位獲得
No.0090 バンバン「いちご白書をもう一度」/発売1975.8.1/売上75.1万枚/初登場78位/12週目で1位獲得
No.0092 荒井由実「あの日にかえりたい」/発売1975.10.5/売上61.5万枚/初登場70位/11週目で1位獲得
No.0096 あおい輝彦「あなただけを」/発売1976.6.25/売上79.2万枚/初登場89位/7週目で1位獲得
No.0099 研ナオコ「あばよ」/発売1976.10.10/売上64.4万枚/初登場62位/5週目で1位獲得
No.0100 都はるみ「北の宿から」/発売1975.12.1/売上142.9万枚/初登場83位/44週目で1位獲得
No.0101 森田公一とトップギャラン「青春時代」/発売1976.8.21/売上101.8万枚/初登場119位/19週目で1位獲得
No.0103 清水健太郎「失恋レストラン」/発売1976.11.21/売上62.8万枚/初登場57位/12週目で1位獲得
No.0111 中島みゆき「わかれうた」/発売1977.9.10/売上76.9万枚/初登場87位/12週目で1位獲得
No.0113 平尾昌晃・畑中葉子「カナダからの手紙」/発売1978.1.10/売上70.0万枚/初登場62位/6週目で1位獲得
No.0118 サーカス「Mr.サマータイム」/発売1978.3.25/売上65.2万枚/初登場77位/10週目で1位獲得
No.0121 堀内孝雄「君のひとみは10000ボルト」/発売1978.8.5/売上96.9万枚/初登場73位/5週目で1位獲得
No.0123 松山千春「季節の中で」/発売1978.8.21/売上85.1万枚/初登場78位/11週目で1位獲得
No.0124 ピンク・レディー「カメレオン・アーミー」/発売1978.12.5/売上70.8万枚/初登場88位/2週目で1位獲得
No.0126 甲斐バンド「HERO」/発売1978.12.20/売上63.7万枚/初登場61位/9週目で1位獲得
No.0128 ジュディ・オング「魅せられて」/発売1979.2.25/売上123.5万枚/初登場85位/5週目で1位獲得
No.0129 岸田智史「きみの朝」/発売1979.3.21/売上59.9万枚/初登場90位/8週目で1位獲得
No.0130 小林幸子「おもいで酒」/発売1979.1.25/売上138.3万枚/初登場77位/17週目で1位獲得
No.0131 さだまさし「関白宣言」/発売1979.7.10/売上122.7万枚/初登場83位/3週目で1位獲得
No.0132 桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」/発売1979.7.21/売上59.2万枚/初登場60位/10週目で1位獲得
No.0134 久保田早紀「異邦人」/発売1979.10.1/売上144.5万枚/初登場55位/5週目で1位獲得
No.0136 海援隊「贈る言葉」/発売1979.11.1/売上94.5万枚/初登場88位/13週目で1位獲得
No.0137 シャネルズ「ランナウェイ」/発売1980.2.25/売上97.5万枚/初登場93位/8週目で1位獲得
No.0138 もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」/発売1980.4.21/売上161.8万枚/初登場86位/6週目で1位獲得
No.0142 ノーランズ「ダンシング・シスター」/発売1980.7.21/売上67.4万枚/初登場94位/16週目で1位獲得
No.0143 五輪真弓「恋人よ」/発売1980.8.21/売上96.1万枚/初登場91位/14週目で1位獲得
No.0160 中村雅俊「心の色」/発売1981.11.25/売上69.7万枚/初登場90位/12週目で1位獲得
No.0161 忌野清志郎+坂本龍一「い・け・な・い・ルージュマジック」/発売1982.2.14/売上41.4万枚/初登場53位/7週目で1位獲得
No.0175 ヒロシ&キーボー「3年目の浮気」/発売1982.8.21/売上73.6万枚/初登場96位/13週目で1位獲得
No.0189 アイリーン・キャラ「フラッシュダンス」/発売1983.6.25/売上69.7万枚/初登場56位/10週目で1位獲得
No.0195 欧陽菲菲「ラヴ・イズ・オーヴァー」/発売1982.9.1/売上52.2万枚/初登場98位/22週目で1位獲得
No.0199 安全地帯「ワインレッドの心」/発売1983.11.25/売上71.4万枚/初登場84位/13週目で1位獲得
No.0208 小林麻美「雨音はショパンの調べ」/発売1984.4.21/売上52.0万枚/初登場87位/10週目で1位獲得
No.0246 小林明子「恋におちて」/発売1985.8.31/売上95.4万枚/初登場80位/7週目で1位獲得
No.0300 吉幾三「雪國」/発売1986.2.25/売上36.1万枚/初登場93位/19週目で1位獲得
No.0427 KAN「愛は勝つ」/発売1990.9.1/売上201.2万枚/初登場99位/16週目で1位獲得
No.0445 大事MANブラザーズバンド「それが大事」/発売1991.8.25/売上160.3万枚/初登場97位/12週目で1位獲得
No.0839 森山直太朗「さくら(独唱)」/発売2003.3.5/売上106.4万枚/初登場83位/9週目で1位獲得
No.0995 秋川雅史「千の風になって」/発売2006.5.24/売上123.8万枚/初登場168位/14週目で1位獲得

posted by nammy at 23:07| 埼玉 ☔| ヒットチャート記録編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中森明菜ベストアルバムがTOP3入り、アルバムでは25年ぶり!・・・nammyblog vol.145

中森明菜「オールタイム・ベスト オリジナル」.jpg

8月6日にリリースされた中森明菜のベストアルバム2タイトル。
うち「オールタイムベスト・オリジナル」が今週アルバムチャートで2.8万枚を売り上げ初登場3位を獲得、同時発売となった「オールタイム・ベスト・歌姫」は1.4万枚を売り初登場7位へランクイン。
2010年より体調不良で活動休止中の彼女であったが、ファンには嬉しい4年ぶりの新曲を収録しておりその歌声は未だ健在。後は元気な姿でみんなの前に出て来てくれる事だけを祈りたい。

さて、本作の同時TOP10入りは自身としては1989年11/27付で記録した「AKINA EAST LIVE」の価格違い盤が6位、10位にランクインして以来24年9か月ぶり。
別タイトル記録としての同時TOP10入りは1983年1/31付で記録した2位「バリエーション」、7位「セブンティーン」以来31年7か月ぶりの快挙。
またベストアルバムとカバーアルバムの同一アーティストによる同時TOP10入り記録は1988年12/26付で小泉今日子が記録した7位「Best of Kyong King」と10位「ナツメロ」以来25年8ヶ月ぶりの記録更新となる。
まさに記録づくめである今記録であるが、自身での週間チャートTOP3入りは意外にも1989年9/4付のオリジナルアルバム「CRUISE」以来25年ぶりの事。
シングルにおいても1991年4月「二人静」以来である事から、それだけ明菜ファンが待ちに待った作品とも言える。
80年代には松田聖子と人気を二分けする程の人気ぶり。年間アーティストトータルセールスでは1983年度、1985年度〜1987年度で年間1位を獲得している。

どれだけ記録が凄いかは過去ログをどうぞ!
http://nammyblog.seesaa.net/article/323548849.html

これまでのトータルセールスは2535.2万枚(アルバム1283.9万枚/シングル1251.3万枚)であり、アルバム首位数は19作、TOP10入は34作。シングルにおいては首位数21作、TOP10入は28作とアイドルとしては群を抜いた記録である。
まだまだ現役でこういった記録を更新してくれる事はとても嬉しく、だからこそ退屈で作られた現代のヒットチャートをどんどんぶち壊してもらいたいと願うばかりだ。
posted by nammy at 00:40| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月10日

2014年アルバムチャートを見て感じたこと・・・nammyblog vol.144

今週のアルバムチャートを覗いてみれば少女時代のベストアルバム「THE BEST」が2週連続で1位を獲得している。
どのくらい売れているのかと見れば1週目は7.5万枚、2週目は3.1万枚。そうたった3万枚の週間売上でもウィークリーチャートで1位を獲得できてしまう昨今のチャート。
一方ではシングルチャートを見れば週間売上は10万枚以上を軽々と越え、ジャニーズかAKBグループか?と言ったお決まりのチャートアクションが定番化している。売れるはずのないCDが何故毎週それぞれ10万枚を超えているのか?答えは簡単、特典に頼らざるを得ないのが実情。握手券を封入してみたり、イベント参加などその手法は様々だ。何も今になってはAKBだけでなく、多くのアーティストたちがその手法に頼りきり、肝心の曲が評価されるのではなく、特典が主となり唄はおまけと化してしまっている事が残念でならない。
1曲のCDを何形態もリリース(酷いものは10種以上同時リリースもある)すれば塵も積もり、そりゃそれなりに数字にはなるでしょう。ファンはそりゃ買いますよ。ただね、売り方が汚すぎる。

と、まぁシングルはそんな感じで、アルバムは?というと3000円のCDをそう易々と複数買いはしませんよね。
そこはシングル市場よりも荒れきってはいなく、まだ過去の「音楽」を主役とした役割は果たしているようです。それはこの売れない実態を示しているのだと思います。
「数字が低いのではなく、それが現代のCD売上の実態である」と思えば頷ける結果でしょう。

今年に入り、アルバムの売上枚数は毎週バラつきはあるものの、やはり週間で簡単に10万枚を超す作品は多くはない。

今週現在で今年の週間ランキングは32週が経過した。
内訳を見てみると、週間売上10万枚を超して1位をなったチャートは32週のうち13週。
それでも売れないとされる結果からすれば40.6%を占有するのだから上々な結果だと見れる。
10万枚以下で1位を獲る週は59.4%であり、半分以上が10万枚以下での首位となる確率が高い。

週間10万枚以上で1位を獲得した比率をここ直近10年間のアルバムチャート推移で辿ってみた。

2013年度 52週のうち21週(40.3%)
2012年度 53週のうち32週(60.3%)
2011年度 52週のうち26週(50.0%)
2010年度 52週のうち37週(71.1%)
2009年度 52週のうち28週(53.8%)
2008年度 52週のうち36週(69.2%)
2007年度 53週のうち41週(77.3%)
2006年度 52週のうち40週(76.9%)
2005年度 52週のうち39週(75.0%)
2004年度 52週のうち43週(82.6%)

進捗で今年が40.6%を見るとペースはほぼ昨年レベル。
やはり50%の確率で毎週1位を獲る作品は10万枚を超える売上のようです。
10年前の2004年度を見ると8割以上がハイレベルな売上を見ると「やはりCDは売れなくなっている」というのが一目瞭然だ。

今週のように5万枚を下回る売上でも1位を獲れてしまうラッキーな週も稀にある。
一昔ではこんな数字ではTOP10にも入れなかった程だ。
新譜としてのリリースが少なかったり、発売日に競合相手とぶつからなければ結果こうなるのである。
2014年度32週のうち、週間で5万枚以上を売ったにも関わらず、週間チャートで初登場4位で終った週もある。
それが7/14付アルバムチャートだ。

1位 24.6万枚 Kis-My-Ft2「Kis-My-Journey」
2位 8.5万枚 UVERworld「0 CHOIR」
3位 7.5万枚 小田和正「小田日和」
4位 6.8万枚 長渕剛「All Time Best 2014 傷つきうちのめされても、長渕剛。」
5位 3.9万枚 浜崎あゆみ「Colours」

群を抜いてキスマイが1位を獲得した週であるが、ベテラン勢のベストアルバムやNEWアルバムのリリースを同時発売にぶつかりこの様な結果となった。
小田和正は3年ぶりのNEWアルバム、長渕はデビュー35周年記念、浜崎あゆみに限ってはミニアルバムの集大成を除くと実質2年ぶりのフルアルバムとなる。
何もこの日にこんな競合が同時発売しなくとも、翌週以降に分散すれば1位をそれぞれ獲れたかも知れないと思うと残念な結果だ。

実際に前週7/7付のチャートを見ると7.5万枚で1位のKAT-TUN、翌週7/21付では4.8万枚で1位を獲得したきゃりーぱみゅぱみゅ、翌々週7/28付4.1万枚で1位のTOKIO、8/4付、8/11付の少女時代は7.5万枚、3.1万枚。
UVERworldと小田和正であればその週でなくとも1位を獲得出来たレベル。
そう考えると不運としか考えられないが、だからこそヒットチャートは良くも悪くも成り立っており、醍醐味とも言えるものなのかも知れない。
posted by nammy at 21:08| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする