2015年07月25日

【シングル編】1位獲得作品翌週はどこいった?翌週TOP10圏外全120作のすべて・・・nammyblog vol.173

昨今のシングルチャートを見ていると先週1位を獲得した作品が翌週になるとTOP10圏外へ落下する事など日常茶飯事となってしまった。
もはや1位作だけではなく、先週のTOP10作品がすべてTOP10圏外へ落下するパターンも当たり前化している。
いつしかのロングセラー法則は完全に崩壊し、発売初週集中型傾向となっている現代のヒットチャート。
それだけ特定ファンによる発売日購入が集中し、それ以外のユーザーは翌週以降に購入しない事が伺える。
現に初動売上=累計売上の80%以上のシェア率を占めるほどになり、初動売上で概ね平均85%を掛ければ累計売上枚数が読めてしまうほど単純な計算式である。
以前90年代などでは1位を獲得した作品は翌週2位もしくは3位とTOP3内にキープする傾向であったが、それでもTOP5以下へ落下する作品も当然あった。大抵はアイドルグループや女性アイドルがその傾向にあったが、翌週にTOP10圏外へ姿を消す例はほぼ無かったと言える。
ただし80年代中期おニャン子クラブブーム終焉期である87年7/27付では渡辺満里奈「夏休みだけのサイドシート」が1位獲得後、翌週13位落下という当時では初となるTOP10圏外記録を作ってしまう。
その2年5か月後、89年12/11付で1位を獲得した南野陽子「フィルムの向こう側」が翌週15位へ落下するというワースト記録を更新。
その後1位からTOP10圏外へ落下作品は80年代で2作、90年代で6作あった。
1999年には浜崎あゆみが南野陽子と並ぶ1位→15位という記録を作るが、当時の浜崎あゆみは人気ピーク期で当作品は30万枚限定生産盤、初週1位でほぼ完売に近い大半の枚数売上を占めており、翌週には僅かに店頭に残った作品の売上計上であることから、一概に枚数制約のない南野陽子と比べるには少々異なる。
2000年代に入り遂に1位からTOP20圏外へ落下する記録が生まれた。
w-inds.「Long Road」が2003年11/10付で1位を獲得し、翌週21位へ落下、これによりワースト記録は14年ぶりに更新された。
その2年2か月後の2006年1月、倖田來未の5万枚限定シングル「feel」が1位→26位のワースト記録を更新。
こちらも浜崎あゆみの限定シングルと同様、倖田來未のブレイク期真っ只中でもある事から同じ土台では考えにくいケース。
2008年1月には東方神起がさらに1位→31位というTOP30圏外記録を更新。こちらは倖田來未の限定シングルと違い限定枚数が設けられていない為、事実的なワースト記録になる。ジャニーズ系のTOP10圏外落下記録が並ぶ中で、韓流系のグループはさらにその記憶を上回った。この年2008年は東方神起ブレイク年でもあり1年で4作が1位を記録、しかしすべての楽曲が翌週にTOP10圏外もしくはTOP20圏外となっており完全に現代の初動集中型の典型的な記録となった。
2006年以降はもはや当たり前となるくらい1位→TOP10圏外作品が急増、2010年にはTOKIO「遥か」が東方神起と並ぶ1位→31位というワースト記録に並んでしまう。
そして2011年5月、歴代ワースト記録として今後この記録は生まれないだろうという落下作品が誕生。
ぱすぽ☆のメジャーデビューシングル「少女飛行」がいきなりの1位で初登場、しかし翌週にはTOP10圏外はおろかそれまでの記録であるTOP30圏外を大きく飛び越え1位→102位というTOP100圏外へ落下。
これまでこんな記録はなかったくらい衝撃の走った記録だ。ある意味ここまで初週に集中させた作品はないくらいだ。言うまでもないが、現在までにおける記録でぱすぽ☆を超えた落下作品は誕生していない。
ちなみに2014年6月に記録したキムヒョンジュンの「HOT SUN」は1位→65位とTOP60圏外記録でぱすぽ☆に次ぐワースト記録、ある意味ここまで落下する作品も珍しい。
歴代1位獲得作品の翌週落下記録(TOP10圏外)を現代までの120作すべて抜粋してみたので参考までに記しておく。

■1位獲得作品における翌週落下順位記録120作(1位→TOP10圏外)

1位→13位/渡辺満里奈「夏休みだけのサイドシート」(1987年)
1位→15位/南野陽子「フィルムの向こう側」(1989年)
1位→12位/工藤静香「Please」(1991年)
1位→12位/森高千里「素敵な誕生日」(1994年)
1位→11位/X-JAPAN「DAHLIA」(1996年)
1位→14位/THE YELLOW MONKEY「球根」(1998年)
1位→12位/ZARD「MIND GAMES」(1999年)
1位→15位/浜崎あゆみ「kanariya」(1999年)
1位→14位/嵐「君のために僕がいる」(2001年)
1位→11位/w-inds.「Because of you」(2002年)
1位→11位/V6「COSMIC RESCUE」(2003年)
1位→21位/w-inds.「Long Road」(2003年)
1位→14位/タッキー&翼「One Day One Dream」(2004年)
1位→13位/GLAY「天使のわけまえ」(2004年)
1位→12位/ラルク・アン・シエル「叙情詩」(2005年)
1位→13位/DEF.DIVA「好きすぎてバカみたい」(2005年)
1位→12位/嵐「WISH」(2005年)
1位→13位/浜崎あゆみ「Bold & Delicious」
1位→26位/倖田來未「feel」(2006年)
1位→14位/ASIAN KUNG-FU GENERATION「ワールドアパート」(2006年)
1位→15位/HYDE「SEASON'S CALL」(2006年)
1位→11位/EXILE「YES!」(2006年)
1位→18位/ENDLICHERI★ENDLICHERI「The Rainbow Star」(2006年)
1位→13位/嵐「アオゾラペダル」(2006年)
1位→12位/WaT「Ready Go!」(2006年)
1位→14位/モーニング娘。「歩いてる」(2006年)
1位→17位/テゴマス「ミソスープ」(2007年)
1位→14位/関ジャニ∞「ズッコケ男道」(2007年)
1位→13位/タッキー&翼「×〜ダメ〜」(2007年)
1位→12位/V6「ジャスミン」(2007年)
1位→12位/Golden Circle「ミュージック」(2007年)
1位→12位/タッキー&翼「SAMURAI」(2007年)
1位→19位/AAA「MIRAGE」(2008年)
1位→31位/東方神起「Purple Line」(2008年)
1位→12位/ポルノグラフィティ「あなたがここにいたら」(2008年)
1位→12位/東方神起「Beautiful you」(2008年)
1位→14位/テゴマス「アイアイ傘」(2008年)
1位→12位/YUI「SUMMER SONG」(2008年)
1位→18位/東方神起「どうして君を好きになってしまったんだろう」(2008年)
1位→13位/倖田來未「TABOO」(2008年)
1位→25位/東方神起「呪文」(2008年)
1位→25位/倖田來未「stay with me」(2009年)
1位→11位/滝沢秀明「愛・革命」(2009年)
1位→14位/東方神起「Bolero」(2009年)
1位→28位/滝沢秀明「シャ・ラ・ラ」(2009年)
1位→27位/モーニング娘。「しょうがない夢追い人」(2009年)
1位→13位/GIRL NEXT DOOR「Infinity」(2009年)
1位→12位/V6「スピリット」(2009年)
1位→11位/テゴマス「七夕まつり」(2009年)
1位→11位/堂本光一「妖〜あやかし〜」(2009年)
1位→12位/V6「GUILTY」(2009年)
1位→14位/倖田來未「Alive」(2009年)
1位→12位/滝沢秀明「ヒカリひとつ」(2009年)
1位→13位/浜崎あゆみ「You were」(2010年)
1位→11位/aiko「戻れない明日」(2010年)
1位→24位/渡り廊下走り隊「アッカンベー橋」(2010年)
1位→20位/AAA「逢いたい理由」(2010年)
1位→16位/YUI「to Mother」(2010年)
1位→31位/TOKIO「遥か」(2010年)
1位→14位/V6「Only dreaming」(2010年)
1位→13位/NEWS「Fighting Man」(2010年)
1位→26位/タッキー&翼「愛はタカラモノ」(2010年)
1位→14位/URATA NAOYA「Dream ON」(2011年)
1位→11位/EXILE「Each Other's Way」(2011年)
1位→102位/ぱすぽ☆「少女飛行」(2011年)
1位→11位/板野友美「ふいに」(2011年)
1位→19位/三代目J Soul Brothers「FIGHTERS」(2011年)
1位→11位/Sexy Zone「Sexy Zone」(2011年)
1位→17位/フレンチキス「最初のメール」(2011年)
1位→21位/CNBLUE「Where you are」(2012年)
1位→12位/東方神起「STILL」(2012年)
1位→17位/Sexy Zone「Ladyダイヤモンド」(2012年)
1位→14位/KAT-TUN「TO THE LIMIT」(2012年)
1位→12位/指原莉乃「意気地なしマスカレード」(2012年)
1位→13位/倖田來未「Go to the top」(2012年)
1位→13位/NEWS「WORLD QUEST」(2012年)
1位→11位/東方神起「Catch Me」(2013年)
1位→12位/モーニング娘。「Help me!!」(2013年)
1位→11位/HKT48「スキ!スキ!スキップ!」(2013年)
1位→11位/EXILE「EXILE PRIDE」(2013年)
1位→11位/モーニング娘。「ブレインストーミング」(2013年)
1位→14位/fripSide「sister's noise」(2013年)
1位→16位/KAT-TUN「FACE to Face」(2013年)
1位→18位/山下智久「SUMMER NUDE '13」(2013年)
1位→12位/モーニング娘。「わがまま 気のまま 愛のジョーク」(2013年)
1位→17位/HKT48「メロンジュース」(2013年)
1位→28位/堂本剛「瞬き」(2013年)
1位→11位/Not yet「ヒリヒリの花」(2013年)
1位→11位/Sexy Zone「バィバィDuバィ」(2013年)
1位→26位/堀田家BAND「サヨナラ☆ありがとう」(2013年)
1位→34位/岩佐美咲「鞆の浦慕情」(2014年)
1位→14位/SEKAI NO OWARI「スノーマジックファンタジー」(2014年)
1位→16位/モーニング娘。「笑顔の君は太陽さ」(2014年)
1位→11位/Hey! Say! JUMP「AinoArika」(2014年)
1位→16位/モーニング娘。「時空を超え 宇宙を超え」(2014年)
1位→14位/ももいろクローバーZ「泣いてもいいんだよ」(2014年)
1位→14位/KAT-TUN「In Fact」(2014年)
1位→13位/NEWS「ONE-for the win-」(2014年)
1位→65位/キム・ヒョンジュン「HOT SUN」(2014年)
1位→14位/EXILE「NEW HORIZON」(2014年)
1位→37位/EXILE TRIBE「THE REVOLUTION」(2014年)
1位→15位/Hey! Say! JUMP「ウィークエンダー」(2014年)
1位→11位/V6「Sky The Limit」(2014年)
1位→15位/Dream5「ダン・ダン・ドゥビ・ズバー!」(2014年)
1位→14位/NMB48「らしくない」(2014年)
1位→16位/Kinki Kids「鍵のない箱」(2014年)
1位→15位/Sexy Zone「君にHITOMEBORE」(2014年)
1位→32位/SUPER JUNIOR「MAMACITA-AYAYA-」(2014年)
1位→17位/仮面女子「元気種☆」(2015年)
1位→14位/KAT-TUN「Dead or Alive」(2015年)
1位→13位/2PM「Guilty Love」(2015年)
1位→14位/ジャニーズWEST「ズンドコパラダイス」(2015年)
1位→18位/渋谷すばる「記憶」(2015年)
1位→15位/KAT-TUN「KISS KISS KISS」(2015年)
1位→11位/Kis−My−Ft2「Kiss魂」(2015年)
1位→31位/Juice=Juice「WOnderful World」(2015年)
1位→14位/三代目J Soul Brothers「starting over」(2015年)
1位→21位/HKT48「12秒」(2015年)
1位→14位/V6「Timeless」(2015年)
1位→11位/関ジャニ∞「強く 強く 強く」(2015年)
1位→53位/防弾少年団「FOR YOU」(2015年)
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2015年06月12日

【上半期速報!】シングルはAKBが1.2フィニッシュ!アルバムは三代目JSBが制覇!・・・nammyblog vol.172

2015年度上半期チャートが6/15付を以て締め切られました。
もはや恒例というか、言うまでもないですね。
昨年も一昨年も、一昨々年も・・・
そうAKB48が上半期1位を制しました。

■上半期シングルチャートTOP20

AKB48「僕たちは戦わない」.jpg

1位/177.2万枚/AKB48「僕たちは戦わない」
2位/104.1万枚/AKB48「Green Flash」
3位/68.7万枚/SKE48「コケティッシュ渋滞中」
4位/61.5万枚/乃木坂46「命は美しい」
5位/55.2万枚/嵐「青空の下、キミのとなり」
6位/52.6万枚/NMB48「Don't look back!」
7位/52.1万枚/嵐「Sakura」
8位/47.5万枚/Kis-My-Ft2「Thank youじゃん!」
9位/45.5万枚/三代目J Soul Brothers「starting over」
10位/44.8万枚/SKE48「12月のカンガルー」
11位/38.3万枚/Kis-My-Ft2「Kiss魂」
12位/29.9万枚/HKT48「12秒」
13位/23.7万枚/三代目J Soul Brothers「O.R.I.O.N.」
14位/20.6万枚/KAT-TUN「Dead or Alive」
15位/19.7万枚/BUMP OF CHICKEN「Hello, world!」
16位/18.4万枚/SMAP「華麗なる逆襲」
17位/17.1万枚/B'z「有頂天」
18位/16.6万枚/KAT-TUN「KISS KISS KISS」
19位/16.3万枚/Hey! Say! JUMP「Chau#」
20位/15.8万枚/東方神起「サクラミチ」

上半期シングルは1位、2位をAKB48がミリオンで1.2フィニッシュ。
1位は先日行われた「第7回総選挙」の投票券が封入されており、出荷では300万枚を超えたとまで報道されるが、買い漁られたCDはどこへ姿を消す?中古店も買い取りに悩まされ、段ボールに入った大量のCDは不法投棄で問題に、オークションではたたき売り状態となる始末。これがミリオンとは毎年ながら悲しすぎる現実だ。
ただ総選挙効果を除くと人気は低迷ながらもミリオンは途切れそうでなかなか途切れない。
3位には3/31に姉妹グループ同士の一騎打ちで勝利したSKEが自己最高売上でランクイン。
ただ特典たっぷりの複数形態CDに加えミュージックカードの叩き売りで出した記録などまだブレイクしたての頃に売れた彼女らのシングルの方が実売数は多かっただろう。
それほど今のシングル売上には全く意味を持たない結果を言えるだろう。
そこに世代交代か?とここ数年上昇傾向にある公式ライバルグループ「乃木坂46」。
リリース毎に着々と売上を伸ばし、48グループを脅かす人気を手にしつつある。
48グループではAKBに次ぐSKE,NMBの売上をも凌ぐ人気でついに60万枚を突破した。
勢いの可能性は十分、曲も確かにクオリティが高く、AKBとは違う何かを持っている。
5位、7位には嵐。例年AKBに続くランクインが恒例化していただけに、SKEと乃木坂が嵐を凌いだ。
50万枚以上と安定した売上を維持しているが、着々と売上枚数は絶頂期より落ちつつあり、60万枚突破が難しくなってきている。それでもジャニーズでは群を抜いており、当面は彼らがジャニーズを引っ張っていく存在には変わりないだろう。
嵐に次ぐKis-My-Ft2も安定した人気を見せ、別ユニット「舞祭組」も新たな個性を見出しブレイクした結果がグループ全体の人気を底上げした。
本家EXILEの新曲は上半期37位(7.3万枚)と苦しい中、三代目J Soul Brothersは人気を確実とし、9位、13位、27位とTOP50内に3作品をランクインさせた。
中でも9位の「starting over」はツアー代表曲でもあり、45万枚と自己最高売上を記録するが、そのカラクリはライブチケットとの抱き合わせ販売。かつてEXILEがミリオン達成に使ったライブチケット商法であるが、そんな手を使わずとも曲は良いし、人気も本家を上回っているだけに今回は残念な行為だ。
結局シングルチャートの構成比率は2010年以降から全く進化なしで「AKB系統」「ジャニーズ」「EXILE一族」「韓流」のアイドルグループ独占によるチャートが主流。中でも15位のBUMP OF CHICKENや17位のB'z、45位のMAN WITH A MISSION、46位のUNISON SQUARE GARDEN、47位の星野源以外はすべてアイドルによる結果だという事は言うまでもない。
特にMAN WITH〜やUNISION〜、星野源は下半期以降もブレイク確実の3組だ。

■上半期アルバムチャートTOP20

三代目J Soul Brothers「PLANET SEVEN」.jpg

1位/82.0万枚/三代目J Soul Brothers「PLANET SEVEN」
2位/78.1万枚/AKB48「ここがロドスだ、ここで跳べ!」
3位/50.1万枚/サザンオールスターズ「葡萄」
4位/46.0万枚/SEKAI NO OWARI「Tree」
5位/35.5万枚/Mr.Children「REFLECTION」
6位/30.2万枚/乃木坂46「透明な色」
7位/28.7万枚/B'z「EPIC DAY」
8位/27.0万枚/EXILE「19-Road to AMAZING WORLD」
9位/26.7万枚/東方神起「WITH」
10位/26.3万枚/26.3万枚/E-girls「E.G.TIME」
11位/22.9万枚/ONE OK ROCK「35xxxv」
12位/18.5万枚/福山雅治「魂リク」
13位/18.0万枚/いきものがかり「FUN! FUN! FANFARE!」
14位/15.5万枚/Kinki Kids「M album」
15位/14.4万枚/Acid Black Cherry「L-エル-」
16位/13.9万枚/浜田省吾「Journey of a Songwriter」
17位/12.8万枚/NEWS「WHITE」
18位/11.6万枚/Sexy Zone「Sexy Power3」
19位/10.8万枚/徳永英明「VOCALIST6」
20位/10.3万枚/Superfly「WHITE」

アルバムはシングルと異なり面子を見て安心します。
三代目J Soul Brothersが上半期アルバムを制覇。シングルの件は残念な売り方でしたが、本アルバムの売れ方は82万枚と本物かなと。
2位にAKB、シングルでは連続ミリオンですが高価なアルバムでも78万枚、これは凄い。
ファンの貢献度に限界はないのだろうか・・・。
3位に10年ぶりのサザン新作がランクイン。個人的にはもっと売れるかなと思っていただけに期待以下でした。
しかし、現代のCDの売れ行きからすれば50万枚は凄いんだろうね。10年前の比較すれば半減の売上だと考えても100万枚相当に匹敵するだろうしね。
4位にセカオワの新作アルバムがランクイン。昨年ブレイクし、紅白初出場後というタイミングも重なり彼らの代表作となった。
5位にミスチル、実はこれ初登場1週のみの売上ですから、このまま順調に売れれば年間で上位に食い込むだろうね。アーティストにとってピーク期って必ずあり、特にミスチルの様に20年を超えるキャリアだと新作のクオリティも下がってくるものだろうが、今作を聴いた時には久々に痺れました。
そう、CDを買って繰り返し安心して聴けるアルバム、ここ最近なかっただけにビビッと響きましたね。
サザンもそうですがなかなかこのキャリアで成せる技ではありません。
キャリアといえば16位にランクインした浜田省吾の新作が週間チャートで2週連続1位を獲得。
75年デビューから40年、また彼の記録はひとつ更新され80年代、90年代、00年代、10年代と4時代で1位を獲得。またこれだけリリース間隔が開いても彼はファンを裏切らない素晴らしい作品を届けてくれる。
今作のアルバムもミスチルと同じく、完成度が極めて高く安心して聴けるアルバムにふさわしい一言だ。
アイドルに汚染される現代の音楽シーンをベテランアーティストの力でもう一度ぶち壊してもらいたいというのが個人の願い。
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2015年04月15日

ライブチケット抱き合わせ商法でまたも自己記録!三代目JSB初日42.0万枚で1位獲得・・・nammyblog vol.171

三代目J Soul Brothers「starting over」.jpg

三代目J Soul Brothersの16thシングル「starting over」が4/15付デイリーチャートにおいて初登場1位を獲得、好スタートを切った。
その初日売上枚数はなんと自己最高となる42.0万枚!
どんなカラクリが隠されているのだろう?と調べてみれば自身初の単独ドームツアー「三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2015 “BLUE PLANET”」のライブチケットとの抱き合わせ販売だった。
そのライブのメインテーマ曲となる本作はライブチケットを購入するとCDがおまけで付いてくるという商法。
EXILEが2013年にリーダーHIROの勇退を機にライブとCDの抱き合わせ商法でミリオン達成した記憶が新しい。三代目J Soul Brothersはそんな事をしなくとも、曲の完成度は本家EXILEの人気を上回っているし、やる必要はないだけに、今回のこの商法にはガッカリだ。
また今年の4月6日付よりミュージックカード(以後MC)の売上枚数を集計範囲に加えないと発表したオリコン。
特典のたたき売りの一つであるMCを集計から外すほか、ライブ会場でのCD販売も集計に加えない事でチャートの信憑性が微量ながら改善されると感じたのが間違い、ライブチケットのおまけCDを加算しては他の特典商法を除外したところで何の意味もない。
やるならば本当に純粋に売れたCDのみを集計すべきだし、MCやライブ会場での特典割増商法以外も規制すべきだと思う。
折角の良い楽曲であっても、背景にこういった状況が見え隠れする以上、売上記録そのものに疑問だけを残し、過去に正々堂々と記録した名曲たちの記録を汚す行為。
本当にやめてもらいたい。
posted by nammy at 23:08| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月01日

姉妹グループ直接対決!SKE48 vs NMB48 初日はSKEがリード!・・・nammyblog vol.170

姉妹グループSKE48とNMB48による同時発売一騎打ち!
両者3月31日に発売され初日の売上発表はSKE48に軍配が上がった。
発売前から複数形態のリリース手法は話題を呼んでいたが、発売2週間前になり急遽NMB48のミュージックカード64種の発売が中止となった。
既にSKE48は劇場盤にミュージックカードを付けてのリリースは取り下げることなくさすがavexというところだろう。
NMB陣営もミュージックカードの加算売上があればミリオンは確実!とまで言われておりSKEを上回る脅威に圧力がかかったのでは?という憶測も飛び交う。
そんな中キックオフされた結果は下記の通り。

SKE48「コケティッシュ渋滞中」
SKE48「コケティッシュ渋滞中」.jpg

初日売上:573,074枚
2日目売上:25,990枚/累計:599,064枚
3日目売上:19,241枚/累計:618,305枚
4日目売上:5,043枚/累計:623,348枚
5日目売上:2,895枚/累計:626,243枚
6日目売上:5,696枚/累計:631,939枚
7日目売上:4,926枚/累計:636,865枚

NMB48「Don't look back!」
NMB48「Don't look back!」.jpg

初日売上:381,650枚
2日目売上:26,585枚/累計:408,235枚
3日目売上:12,531枚/累計:420,766枚
4日目売上:7,694枚/累計:428,460枚
5日目売上:3,820枚/累計:432,280枚
6日目売上:4,444枚/累計:436,724枚
7日目売上:6,374枚/累計;443,098枚

両者の初日売上は19.1万枚差。
姉妹グループの激突と事前情報が過熱し過ぎたせいか、正直な感想は「こんなもんか」というところ。
ミュージックカードが加算されていれば100万枚手前あたりを両者が争う筋書きだったのだろうが、所詮大手レコード会社による圧力と出来レースにがっかりだ。
この初日の差は恐らく縮まらないまま週間集計を終えそうな傾向。
売れないこのご時世に初日で57万枚と38万枚売っただけでもたいしたものだ。
2日目の売上の落ち込みようも異常だし、今後週末にかけて最後の追い込みを仕掛けてくるだろう。
ファンも応援するならば惜しむことなく協力をしてくるだろう。どこまで数字が伸びるかは未知数ではあるが、せいぜいSKE70万枚台、NMB50万枚台が関の山ではなかろうか。
どちらにせよ、特典手法対決も今回が最後だと考えれば両者の最高セールスは土壇場で記録出来たのだから勝ち負けなしに記録には刻めた対決だろう。
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2015年03月04日

<デイリー>AKB48「Green Flash」初日86.0万枚で週間ミリオン危うし・・・nammyblog vol.169

AKB48の39thシングル「Green Flash」の初日売上が発表された。
本作は柏木由紀と小嶋晴菜によるダブルセンター曲。
前シングルは次世代を担う渡辺麻友と宮脇咲良による若手Wセンターに比べ、今回は古巣によるベテラン組。
さて気になる初日売上は86.0万枚。

AKB48「Green Flash」.jpg

相変わらずの高得点!ではあるが、前作の「希望的リフレイン」は初日101.7万枚と比べマイナス15.7万枚のスタート。前々作の「心のプラカード」では初日87.2万枚で週間ではギリギリの100.6万枚であった。
いよいよ連続ミリオン記録にも終止符が打たれるのか?
前作に比べいささか今回は握手会と生写真だけというシンプルな特典仕様。
それだけではファンにとっては物足りなさを感じるのか?
今年に入りAKBの露出が一気に減ったように感じるのは私だけだろうか。
なんとなく勢いに失速を感じ、いよいよ秋元王国にも危機感を覚えるのか、今月末の派生グループ同士の一騎打ちによるえげつない運営側の特典商法。
確実に公式ライバルである乃木坂46が上り詰めてきており、母体も余裕がなくなってきている。
絶対的エースであった前田敦子、大島優子を失った新生AKBは早くも岐路に立たされている。
posted by nammy at 23:23| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月01日

<デイリー>嵐45thシングル「Sakura」2年ぶりの初日好発進!・・・nammyblog vol.168

通算45枚目となる2015年第1弾シングル「Sakura」。
本作はTBS系金曜ドラマ「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」主題歌としてオンエア中。
デイリーチャート初日では24.0万枚を売り上げ1位を獲得。初日売上としては2013年3月にリリースされた40thシングル「Calling/Breathless」で記録した初日39.8万枚以来の好調な推移。
前作「誰も知らない」の初日は23.0万枚、今回は1万枚を上乗せスタート。
2日目も10.4万枚を売り上げており、前作よりは良いペースで推移している。
週間50万枚に届くかは若干難しいところではあるが、34作連続通算41作目の1位は確実。
ドーピングだらけのシングルチャートにおいて嵐の安定したセールスは今のスタイルを貫き通し、特典商法にだけは染まらないでいて欲しいものだ。

3/9付シングルチャート初登場1位!週間売上枚数46.5万枚
■「Sakura」デイリーチャート売上(※デイリー売上は日々更新)
2/24(火) 239,867枚
2/25(水) 103,717枚
2/26(木) 44,393枚
2/27(金) 28,455枚
2/28(土) 24,039枚
3/1(日) 16,230枚
posted by nammy at 20:29| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3.31派生グループ激突!!SKE48 vs NMB48・・・nammyblog vol.167

派生グループSKE48とNMB48のお互いの新曲発売日が同日にぶつかった。
2015年3月31日、両者が直接対決となる。
これまで48関連は母体から始まり1週間毎にズラして発売をしてきた。
マンネリ化の行方か、話題性からか、運営側の”大人の事情”が漂う今回の対決。
SKE48は2009年のデビュー以来、前作まで16作連続TOP10入り。1位獲得は2011年3月の「バンザイVenus」より12作連続記録更新中だ。
一方妹分にあたりNMB48はSKEより2年遅い2011年にデビュー。デビュー曲より3rdシングルまで初登場1位、4thシングルで嵐との直接対決に敗れ惜しくも初登場2位に甘んじたが、5th〜前作10thまで6作連続1位を獲得しており首位数は9作である。
さてどちらに軍配が上がるか興味深いどころであるが、2012年〜2013年にかけては初動50万枚以上を毎回記録していたSKEも最近では初動40万枚を割り、直近の勢いから見ればNMBに勝敗の可能性はある。
しかし、黙っていないのがSKE48。レコード会社avexに所属する彼女らの販売手法は初回限定盤7種に劇場盤、さらにはミュージックカードを差し込んできた。
何が何でも妹分には負けられない・・・そんな必至さとは裏腹にレコード会社、運営側の「特典手法」に留まること事を知らない。
ご存知の通り、オリコンの売上集計には現在ミュージックカード(1枚300円程度)も1枚売れる度にCD1枚と同様のカウントをされていたが、今年の4月6日からの集計にはミュージックカード集計を含まないと発表した矢先の出来事だ。SKEの発売日は3月31日、最後の特典祭り全開で妹分グループに立ちはざかる。
その内容は「劇場盤」にミュージックカード1枚をおまけとして付け、劇場盤が売れる度にカードもカウント扱いとなり、1枚で2枚扱いとなる。とんでもない手法だ。
これまでの40万枚の初動であれば、それだけでも単純計算80万枚という結果になってしまう。
それに黙っていないのがNMB48。初回盤・通常盤で6種、さらにミュージックカード62種の発売を決定。
もはや楽曲としての対決ではなく、特典商法+ミュージックカードのたたき売り商法。
両者とんでもない初動売上を叩き出しそうな予感だが、互いのファンも必死に盛り上げてくることは確実。
50万枚以上の初動、いや・・・70万枚〜80万枚台対決になるのではないだろうか。
両者ともに売上でいえば今作がどちらも最高売上記録となるのは間違いないだろう。
こんな手法をしてまで記録を塗り替えてくる運営側にもほとほと愛想が尽きるが、売れない現代のCD産業を潤しているのも事実であり、CDをプレスする下請け会社の人達からすれば少なからず秋元は神的存在であり足を向けて寝れないだろう。
最後に両者の初動売上記録を残しておく。

【SKE48】
1st 初動2.3万枚 強き者よ/2009.8.5
2nd 初動3.5万枚 青空片想い/2010.3.24
3rd 初動6.2万枚 ごめんね、SUMMER/2010.7.7
4th 初動12.0万枚 1!2!3!4!ヨロシク!/2010.11.17
5th 初動20.7万枚 バンザイVenus/2011.3.9
6th 初動37.9万枚 パレオはエメラルド/2011.7.27
7th 初動38.3万枚 オキドキ/2011.11.9
8th 初動49.6万枚 片想いFinally/2012.1.25
9th 初動47.2万枚 アイシテラブル!/2012.5.16
10th 初動51.1万枚 キスだって左利き/2012.9.19
11th 初動53.9万枚 チョコの奴隷/2013.1.30
12th 初動51.1万枚 美しい稲妻/2013.7.17
13th 初動44.9万枚 賛成カワイイ!/2013.11.20
14th 初動39.8万枚 未来とは?/2014.3.19
15th 初動32.4万枚 不器用太陽/2014.7.30
16th 初動38.6万枚 12月のカンガルー/2014.12.10

【NMB48】
1st 初動21.8万枚 絶滅黒髪少女/2011.7.20
2nd 初動26.5万枚 オーマイガー!/2011.10.19
3rd 初動32.8万枚 純情U-19/2012.2.8
4th 初動37.6万枚 ナギイチ/2012.5.9
5th 初動31.5万枚 ヴァージニティー/2012.8.8
6th 初動31.7万枚 北川謙二/2012.11.7
7th 初動48.2万枚 僕らのユリイカ/2013.6.19
8th 初動37.5万枚 カモネギックス/2013.10.2
9th 初動40.7万枚 高嶺の林檎/2014.3.26
10th 初動42.0万枚 らしくない/2014.11.5
posted by nammy at 00:02| 埼玉 ☔| ヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月27日

シングルチャート1位獲得作品通算1400作目はB'z「有頂天」・・・nammyblog vol.166

B'z「有頂天」.jpg

2年9か月ぶりにリリースされたB'zの新曲「有頂天」が先週1/26付シングルチャートで初登場1位を獲得した。
これを以て47作連続1位記録となり自身の歴代記録をまた一つ更新。
オリコンの1位獲得数としても今回で通算1400作目の1位となりB'zの名前が刻まれることとなる。
1位獲得作品のこれまでのキリ番をまとめて振り返ってみましょう。

■シングルチャート1位獲得作品キリ番一覧

NO.1/1968.1/4付/黒沢明とロスプリモス「ラブユー東京」
NO.100/1976.12/6付/都はるみ「北の宿から」
NO.200/1984.4/2付/小泉今日子「渚のはいから人魚」
NO.300/1987.2/9付/吉幾三「雪國」
NO.400/1990.2/19付/光GENJI「荒野のメガロポリス」
NO.500/1994.5/2付/TMN「Nights of the knife」
NO.600/1996.12/16付/MY LITTLE LOVER「YES-free flower-」
NO.700/1999.9/20付/モーニング娘。「LOVEマシーン」
NO.800/2002.5/6付/浜崎あゆみ「Free & Easy」
NO.900/2004.11/15付/T.M.Revolution「ignited〜イグナイテッド〜」
NO.1000/2007.2/26付/EXILE「道」
NO.1100/2009.3/16付/嵐「Believe」
NO.1200/2011.2/28付/AKB48「桜の木になろう」
NO.1300/2013.2/4付/モーニング娘。「Help me!!」
NO.1400/2015.1/26付/B'z「有頂天」


47年の歴史を紐解いて感じることは100作更新される日数が年々狭まっているということ。
これは何かと言うと連続1位記録がないということ。
NO.1〜100、NO.101〜200まではそれぞれ記録到達まで約8年の歳月を費やしている。
その後はだいたい3年〜4年で記録は100番単位に達し、昨今では2年という短い期間での記録到達。
100作品=100週(2年)、つまり1年で52週あるヒットチャートでも52週中1位作が52作という連続1位がないまま毎週入れ替わり合戦が繰り広げられている。
発売週短期集中型のヒット傾向が当たり前となってしまっており、初週しか売れないという実態も淋しい限り。最近では1位なのに聞いたことがない、なんてさみしい言葉が飛び交うヒットチャート。
もはやCDが売れない現代で国民の誰もが口ずさめるような大ヒット作が生まれること自体難しいことなのだろうか。
posted by nammy at 23:12| 埼玉 ☔| ヒットチャート記録編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

待望の新曲、明菜20年4ヶ月ぶりのシングルTOP10入り・・・nammyblog vol.165

今週2/2付シングルチャートで中森明菜の5年4か月ぶりとなるシングル「Rojo-Tierra-」が初動1.4万枚を売り上げ初登場8位を記録した。

中森明菜「Rojo-Tierra-」.jpg

明菜自身シングルでのTOP10は1994年10/17付で記録した「月華」(8位)以来実に20年4か月ぶりの記録となる。シングルのインターバル記録に於いては原 由子、坂本冬美に次ぐ女性アーティスト歴代3位となった。
昨年末のNHK「紅白歌合戦」では特別枠として13年ぶりに紅白に出場した彼女。
2010年10月から活動を休止しており、ファンにとっては待望のテレビ復帰とともに今回の快挙。
年末の復帰影響を以て昨年8月にリリースされた2枚のベストアルバムは再浮上。昨年同時TOP10入りを果たすなどデビューから33年を迎えた今でもその人気は絶大だ。
今週28日には待望のカバーアルバム第4弾「歌姫4」がリリース。
明菜が奏でるJ-POPの名曲たち、アルバムチャートでもTOP10入り記録は間違いないだろう。
posted by nammy at 22:51| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

JR東日本、東海歴代CMソングの数々たち・・・nammyblog vol.164

この季節、テレビから流れるコマーシャルにも季節性を感じますね。
先日のアルペンCMも同様ですが、冬にまつわる企業別CMソングを集めてみました。
CMと音楽は大いに関係があります。
僅か15秒〜30秒という決められた短い時間内にいかに視聴者にインパクトを与えるか。
特にサビの部分の印象はとても重要だと感じます。
「あ、この曲良いな」と感じるのもサビ部分であり、テレビで起用される部分はサビ。
ここで印象を与えないと曲そのものが生きない。
いかにCMと曲をマッチさせるかが企業側と工夫と音楽との相性なのです。

■JR東日本 Ski Ski 歴代CMソング集
1991年/ZOO「Choo Choo TRAIN」/105.0万枚/最高位3位/1991.11.7
1992年/ZOO「YA-YA-YA」59.9万枚/最高位5位/1992.10.21
1993年/ZOO「Ding Dong Express」/14.1万枚/最高位12位/1993.10.21
1994年/ZOO「Angelic Dream」/7.4万枚/最高位14位/1994.11.7
1995年/globe「DEPARTURES」/228.8万枚/最高位1位/1996.1.1
1996年/globe「Can't Stop Fallin' in Love」/ 131.6万枚/最高位1位/1996.10.30
1997年/浜田雅功「春はまだか」/19.5万枚/最高位8位/1997.12.12
1998年/GLAY「Winter,again」/164.3万枚/最高位1位/1999.2.3
※1999年〜2005年はタイアップなし
2006年/木村カエラ「Snowdome」/6.1万枚/最高位6位/2007.1.17
※2007年〜2011年はタイアップなし
2012年/GReeeeN「雪の音」/2.9万枚/最高位6位/2012.12.19
2013年/SEKAI NO OWARI「スノーマジックファンタジー」/14.0万枚/最高位1位/2014.1.22
2014年/back number「ヒロイン」2015年1月21日発売

当初は1990年開業のガーラ湯沢スキー場への集客キャンペーンとして開始されたキャンペーン特集。
初年度のZOOがいきなりのミリオンヒット!以後4年連続で同CMソングを手掛けている。
95年度のCMにはデビューして間もないglobeがいきなりの大抜擢、4枚目のシングルにしていきなりの200万枚超えとなり96年度年間シングル2位を獲得した。また2年連続起用となり2作続けてのミリオンヒットへ。
どちらもglobeを代表するヒットソングとなった。
98年のGLAYは話題を呼びましたね。発売日がCM放送から開いたこともあり、CDが160万枚を超えるGLAY最大のヒットとなる。冬が到来すると脳裏に浮かぶあのサビフレーズが懐かしい・・・。
99年以降は意外にも同CMソングは作成されていないようです。
2006年に木村カエラの曲を挟み、また2007年〜2011年まではタイアップなし。
そういえば最近観ていないなぁとは感じていたが、そんなにも間が開いていたのですね。
TOP10入することはあったが、同CMで1位を獲得したのは今年のSEKAI NO OWARI。
ブレイク後のCMソング起用もあり、GLAY以来16年ぶりに1位を獲得することとなる。
今年のback numberも自身最高の4位を獲得したシングル「fish」を超えるヒットとなるか、注目したいところである。

■JR東海 クリスマス・エキスプレス
1989年〜1992年、2000年/山下達郎「クリスマス・イブ」/187.7万枚/最高位1位/1986.11.28

言わずと知れた冬の代名詞。元々の発売は1983年であり、レギュラー盤としては86年に再発。
毎年ヒットチャートに顔を出すも、知名度が一気に上がったのは1989年のCM起用後のこと。
登場30週目」、発売から6年目にして週間シングルチャート1位を獲得しミリオンヒットへ。
今年もランクインさせ1987年以来28年連続でTOP100内に送り込んだ不屈の名作。
93年以降からは同CMは作成されておらず、2000年に一度だけ復活した。

■JR東海 シンデレラ・エクスプレス
1987年・1992年/松任谷由実「シンデレラ・エクスプレス」/70.2万枚/最高位1位/1985.11.30
※アルバム「DA.DI.DA」にM7に収録
冬の女王の異名を持つユーミン。80年代後期の彼女はシングル発売はせず、常にアルバムで勝負をしてきた。
タイアップ付の楽曲も多く、シングル化されていないにも関わらず曲の知名度が凄まじい。
それだけ多くの人達がユーミンのアルバムを聴いていた証拠だろう。
posted by nammy at 15:56| 埼玉 ☔| タイアップ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする