2014年12月12日

<速報>2014年度アルバム年間チャート発表・・・nammyblog vol.163

今年のアルバムチャートも12月15日付を以て集計が締め切られました。
上半期同様に1月に発売されたAKB48のアルバム「次の足跡」が104.1万枚を売り上げ年間1位を獲得。
シングルでは今年で5年連続1位の常連であるが、意外にもアルバムでは1位獲得は今回が初となる。
2009年〜2011年まで嵐が3年連続、2012年はMr.Children、そして昨年は嵐だった。
ここ直近5年内では圧倒的に嵐のアルバムが売れており、AKBのアルバム年間ランクインは2011年で2位、2012年で3位。シングル、アルバム同時制覇は2009年の嵐以来の記録となる。
それでは2014年度アルバムチャートの発表です。

■2014年度 アルバム年間チャート

AKB48「次の足跡」.jpg

1位 AKB48/次の足跡/104.1万枚/2014.1.22
2位 V.A./アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック/98.0万枚/2014.3.12
3位 嵐/THE DIGITALIAN/78.5万枚/2014.10.22
4位 安室奈美恵/Ballada/43.1万枚/2014.6.4
5位 NMB48/世界の中心は大阪や〜なんば自治区〜/39.8万枚/2014.8.13
6位 三代目J Soul Brothers/THE BEST/BLUE IMPACT/34.7万枚/2014.1.1
7位 福山雅治/HUMAN/34.4万枚/2014.4.2
8位 EXILE TRIBE/EXILE TRIBE REVOLUTION/33.4万枚/2014.8.27
9位 関ジャニ∞/関ジャニズム/32.8万枚/2014.11.5
10位 Kis-My-Ft2/HIT! HIT! HIT!/29.3万枚/2014.3.26

11位 Kis-My-Ft2/Kis-My-Journey/28.7万枚/2014.7.2
12位 BUMP OF CHICKEN/RAY/27.3万枚/2014.3.12
13位 東方神起/TREE/26.5万枚/2014.3.5
14位 EXILE ATSUSHI/Music/26.1万枚/2014.3.12
15位 竹内まりや/TRAD/24.5万枚/2014.9.10
16位 May.J/Heartful Song Covers/24.1万枚/2014.3.26
17位 ゆず/新世界/23.1万枚/2014.2.19
18位 SMAP/Mr.S/22.3万枚/2014.9.3
19位 ワン・ダイレクション/ミッドナイト・メモリーズ/21.6万枚/2013.11.27
20位 コブクロ/One Song From Two Hearts/18.4万枚/2013.12.18

シングルの面子とは打って変わったアルバムチャート。
アイドルまみれのシングルチャートとは違い、正統派の名前が連なる。
それでもAKB(1位)やNMB(5位)、関ジャニ∞(9位)、Kis-My-Ft2(10位、11位)、SMAP(18位)とTOP20内には6作がランクイン。
アルバムが売れるアイドルグループはそれなりに実力もあっての結果なのだろう。
シングルと異なり売価は3倍、特典商法と言えどなかなか手を出せる額ではない。
そういう意味では今回のAKBのアルバムミリオンは凄い事なのかも知れない。
久々のロングセラー「アナ雪」のサントラ盤。映画のサントラがTOP10入を果たしたのは1993年年間3位を獲得した「ボディガード」以来21年ぶりの快挙。1998年にランクインした「タイタニック」は133.5万枚を売り上げたにも関わらず年間18位、レベルが高すぎる。
しかし今夏の「アナ雪」ブームは凄まじい人気で子供から大人までを夢中にさせた。
興行収入でも、BD発売時にも記録は更新され続け、今作はアルバム週間チャートで3週1位を獲得した。
売上は98.0万枚とミリオンまで射程圏内、紅白歌合戦出場も決定した効果で年明けにはミリオン達成もほぼ約束されたようなものだろう。
アルバム年間TOP50内を見てみると大ベテランの名前が目に留まる。
竹内まりや(15位)、小田和正(23位)、長渕剛(30位)、中森明菜(46位)と30年以上のキャリアを持つベテランアーティストが今も現役に混ざってチャートインする事が容易な事ではない。
ある意味、安心して聴ける音楽だし、世代を超えて多くの人たちに支えられてのランクイン。
こういう和洋折衷の様なチャートを表現できるのもアルバムならではの醍醐味である。
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posted by nammy at 23:02| 埼玉 ☔| 年間チャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする