2014年10月21日

<今週のチャート>3年3か月ぶりの高水準!激戦関ジャニ∞VSモー娘。行方は・・・nammyblog vol.154

今週のシングルチャート10/27付では誰しも1位を獲得している常連の発売日が重なった。
関ジャニ∞、モーニング娘。’14、三代目 J Soul Brothers、SEKAI NO OWARIの4強一騎打ち。
結果は関ジャニ∞「言ったじゃないか」が初動27.1万枚を売り上げ初登場1位を制した。
メンバーである錦戸亮主演ドラマ「ごめんね青春」主題歌であり、前作「ER2」の累積売上(24.1万枚)を早くも初動売上にて抜いた。

一方これまで5作連続初登場1位、再起をかけるアイドルとも称されたモーニング娘。'14「TIKI BUN」も前作「時空を超え 宇宙を超え」の初動11.9万枚を1.6万枚上回る13.5万枚で初登場2位を獲得。初動10万枚突破は4作連続となる。
またTOP10入りに関しては通算57作目となり歴代TOP10獲得最多記録を更新した。1998年のメジャーデビュー以降、一度も途絶える事のないTOP10連続記録。メンバー変動型アイドルグループとはいえ、いまどき16年もの間ずっとTOP10内に君臨するアイドルも異例だ。
今作はリーダーでもある道重さゆみの卒業シングル。7種形態でのリリース、握手券を付けたにも関わらず前作より数字を伸ばしながらもジャニーズの壁は破れなかった。有終の美を飾れず悔しい限りであろうが、次世代へバトンタッチするにあたり次期リーダーにとってはプレッシャーにならずにリセット出来たのではなかろうか。

3位には本家EXILEの人気をも脅かすほど急成長中の三代目 J Soul Brothers。春夏秋冬シングル第3弾となる「C.O.S.M.O.S.〜秋桜」が初動12.1万枚で3位にランクイン。4作連続初動10万枚越え記録継続。
ただここ最近EXILE TRIBEにせよ、抱き合わせ販売戦略のやり方が過ぎる商法が目につくが、同グループも特典に頼らざるを得ない結果には少々淋しい気もする。楽曲が良いだけに純粋に勝負出来ないものだろうか。本家EXILEの様には成り下がって欲しくはないというのが個人的な見解である。

そういう意味では特典に一切頼らずまともな売上で記録したのが今週4位のSEKAI NO OWARI「Dragon Night」ではないだろうか。初動売上8.5万枚で4位初登場。昨今のシングルチャートで4位8.5万枚という高水準はいつ以来か調べてみたところ2011年7月11日付以来、3年3ヶ月ぶりの記録となりました。
1位〜3位までの週間売上10万枚越えは直近だと5例あった。(2013.8/19、2013.6/10、2012.7/16、2012.5/21、2011.7/11)。勿論2014年度においての高売上バトルは初記録となったわけだが、4位で8.5万枚というのは上記にも述べたように2011年7月に4位で記録した9.5万枚のラルク・アン・シエル以来。
ちょっと発売日をズラせば今週1位〜4位までのアーティストも週間1位を獲得出来ただろうに、不運が重なると今週のようなイレギュラーな週が生まれてしまう事もある。
こういうチャートを見るのも実に久々であり、獲れそうで獲れない1位の座を求めた頂上決戦をこれからも繰り広げてもらいたいところ。
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posted by nammy at 23:40| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする