2013年08月13日

夏だ!サザンだ!54作目新曲が首位!4世代でのシングル首位獲得・・・nammyblog vol.107

サザンオールスターズ「ピースとハイライト」.jpg

5年ぶりの復活シングル「ピースとハイライト」が13年8月19日付シングルチャートにて見事初動20.7万枚を売り上げ初登場1位を獲得した。
サザンによるシングル首位作は今作で「15作」となった。

今作で54作目のシングルとなり、前作「I AM YOUR SINGER」(08年8/6発売)以来の新曲となる。
さすがサザン!夏だサザン!
見事デビュー35周年を記念すべき大記録を樹立した。

サザンによるシングル首位は今回の記録により「4つの時代」での1位記録!
これは歴代でも数少ない快挙のひとつ!得るべき記録を大御所グループであるサザンに獲得してもらって嬉しい限りであります。

簡単に1位をおさらいすると・・・

1989年 「さよならベイビー」
1991年 「ネオ・ブラボー!!」
1992年 「涙のキッス」
1993年 「エロティカ・セブン」
1995年 「あなただけを〜Summer Heartbreak〜」
1996年 「愛の言霊〜Spiritual Message」
2000年 「TSUNAMI」
2003年 「勝手にシンドバッド」
2003年 「涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜」
2004年 「彩〜Aja〜」
2004年 「君こそスターだ」
2004年 「愛と欲望の日々」
2006年 「DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜」
2008年 「I AM YOUR SINGER」
2013年 「ピースとハイライト」


表をご覧のとおり、80年代、90年代、00年代、10年代と4世代でのシングルチャート1位記録。
これまでも4つの世代での1位獲得アーティストは下記の通りである。

中島みゆき
1977年 「わかれうた」
1981年 「悪女」
1994年 「空と君のあいだに」
1995年 「旅人のうた」
2003年 「地上の星」


これも素晴らしい記録。息の長さが続かなければこれほど長い年月で1位を獲得する事など不可能に近い。
アーティストの人気寿命期間はただでさえ近年は縮小傾向にあるにも関わらず、今回のサザンの記録も含め70年代アーティストの人気の息の長さには驚かされるばかりだ。
偶然にも今回のサザンに中島みゆきは共に70年代デビュー組。
他に松任谷由実、山下達郎、竹内まりや、浜田省吾、矢沢永吉、CHAGE and ASKAなど今でもTOP10、いやチャンスさえあれば1位を獲得できてしまうほどの人気ぶりである。
解散してもなお、今でも不動の人気を得る山口百恵やキャンディーズ、そして70年代に爆発的な大ブームを巻き起こしたピンク・レディーを忘れてはならないだろう。
今回はシングルでの記録ということでピックアップさせてもらったが、アルバムでいえば今年大快挙を記録した矢沢永吉が5世代(70年代〜10年代)でのアルバム1位、ユーミンと山下達郎は4世代(70年代〜00年代)での1位、竹内まりや、浜田省吾、CHAGE and ASKAは3世代(80年代〜00年代)を記録するなど今の時代のように作られた人気とは違い、その人気こそ各人ともに本物!
70年代という時代に成功を納めたアーティストこそ、どの時代でも通用すると言う事だ。
それが数字として証明させてくれている。
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