2013年03月19日

<徹底解析I>光GENJI 80年代スーパーアイドルの軌跡・・・nammyblog vol.60

80年代後期を騒がせたアイドルグループ光GENJI。
その人気は数ある歴史のあるジャニーズグループの中でも短期集中的に爆発的な人気を得た。
彼らがパフォーマンスで見せたローラースケートは瞬く間に小学生から大人までを魅了し、そして夢中にさせた。
活動期間こそ1987年のレコードデビューから1995年解散までの8年間と今のジャニーズグループに比べれば短いように見えるが、当時のアイドル寿命を考えれば8年間は長い方なのかも知れない。

1987年に「GENJI」と「光」の2つのグループが合体し光GENJIが結成された。
同年8月19日に「STAR LIGHT」でレコードデビュー。その時のキャッチコピーは、「超新星からのメッセージ」だった。

デビューしてすぐに80年代のアイドルブームの波に乗り、人気は爆発的なもので社会現象として一般紙にも取り上げるほどであった。
特に3rdシングル「パラダイス銀河」はその人気の絶頂で、歌番組に出演した際はファンの大歓声により司会キャスターの声が掻き消されるほどまでに。
お茶の間でも彼らを見ないくらいに幅広い層に認知、同年の第30回「日本レコード大賞」を受賞するなど光GENJIの人気は最大ピークに達する。
1988年のシングル年間ではTOP3を独占、アルバム、LP、カセットと4部門を完全制覇したのも男性アイドルとして偉業である。
26thシングル「TRY TO REMEMBER」(1994年7月)が光GENJIとして最後のシングルとなるが、同年8月31日、大沢樹生・佐藤寛之が脱退したのち「光GENJI SUPER 5」にグループ名を変更、3枚のシングルを発売した。
1995年9月1日解散コンサートの2日前、レギュラー出演していた「ミュージックステーション」に出演。
スタジオにファン数百人を入れ、歴代のシングルメドレーを披露し、最後に「Graduation」を熱唱。曲の終わりにメンバー全員がローラースケートを脱いでステージ中央に置いた。

個人的な感触で言うと、ジャニーズの歴史でSMAPや嵐、Kinkiとセールス面では圧倒的な存在であるが、人気のピーク期を同目線で見た時の光GENJIの熱狂ぶりはそれをも凌いでいたのではないだろうか。
それくらいに88年〜89年は光GENJI一色の時代だった。

数ある記録を残したスーパーアイドル「光GENJI」のこれまでをデータとともに振り返ってみたい。

◆データに見る光GENJIの大飛躍

総売上枚数:1218.4万枚
シングル29作品 755.1万枚
アルバム23作品 463.3万枚
1位獲得作品数:シングル10作/アルバム5作
TOP10獲得数:シングル28作連続/アルバム21作連続


残念ながら解散シングル「Bye-Bye」は最高位13位と連続29作TOP10ならず!

デビューシングル「STAR LIGHT」

光GENJI「STAR LIGHT」.jpg

発売日:1987年8月19日
累積売上:48.9万枚/最高位1位
初動売上:6.6万枚/初登場1位
1位獲得:1週/TOP10内10週/TOP100内47週


記念すべきデビューシングル。アナログ最終期にあたる時代で音楽アイテムの売上低迷期にかかわらずこの実績は凄い。
今でもこの曲を聴くとローラースケートでパフォーマンスする彼らが頭に浮かびます。

デビューアルバム「光GENJI」

光GENJI「光GENJI」.jpg

発売日:1988年1月1日
累積売上:93.8万枚(CD17.3万枚/LP34.3万枚/カセット42.2万本)/最高位1位
初動売上:22.5万枚(CD4.1万枚/LP13.4万枚/カセット5.0万本)/初登場4部門1位
1位獲得:5週/TOP10内14週/TOP100内40週


デビューアルバムは驚異の94万枚。
レコード、CD、カセットと3部門合算での数字ではあるが、カセットが一番売れたというのも意外。
あまりの注文殺到に3週連続1位のあと品薄で5位に転落するも5週目で再び2週連続1位、計5週1位という記録。
なかなかアイドルのデビュー作で達成できる記録ではない。
しかも3部門とも88年の年間1位というのだから記憶にも記録にも残した功績は大きいだろう。
本作は初登場の週にはシングルでも「ガラスの十代」が1位であり、4部門週間制覇という記録も残している。

◆シングル売上TOP10(全29作)

光GENJI「パラダイス銀河」.jpg

順位/売上枚数/タイトル/最高位/発売日/年間順位
@ 88.9万枚 パラダイス銀河/最高位1位/1988.3/9/88年度1位
A 69.3万枚 太陽がいっぱい/最高位1位/1989.7/20/89年度4位
B 68.1万枚 Diamondハリケーン/最高位1位/1988.6/21/88年度3位
C 68.1万枚 ガラスの十代/最高位1位/1987.11/26/88年度2位
D 60.8万枚 剣の舞/最高位1位/1988.10/10/88年度7位
E 48.9万枚 STAR LIGHT/最高位1位/1987.8/19/87年度4位
F 47.2万枚 地球をさがして/最高位1位/1989.3/6/89年度11位
G 26.4万枚 荒野のメガロポリス/最高位1位/1990.2/7/90年度39位
H 23.6万枚 Little Birthday/最高位2位/1990.5/17/90年度49位
I 20.6万枚 CO CO RO/最高位1位/1990.8/18/90年度57位



光GENJIの1stシングル〜10thシングルまでが代表作10曲に。
いかに彼らの全盛期作品が残した結果だと思います。

◆アルバム売上TOP10(全23作)

順位/売上枚数/タイトル/最高位/発売日
@ 93.8万枚 光GENJI/最高位1位/1988.1/1
A 65.2万枚 Hi!/最高位1位/1988.7/28
B 64.8万枚 Hey! Say! /最高位1位/1989.2/20
C 35.0万枚 Hello...I Love You/最高位1位/1989.10/25
D 30.0万枚 ふりかえって・・・Tomorrow/最高位2位/1990.1/31
E 25.1万枚 Cool Summer/最高位1位/1990.7/25
F 24.7万枚 (333)Thank You/最高位2位/1991.3/20
G 15.8万枚 White Dreaming with 光GENJI/最高位3位/1990.11/21
H 13.4万枚 VICTORY/最高位3位/1991.10/2
I 10.7万枚 BEST FRIENDS/最高位2位/1992.3/4


今と違うのはベストアルバムが売れていない。
これだけ人気のあるグループのベストだったらファンは大喜びで買っちゃいますよね。
でも当時はベストアルバムはそこまで認識されるようなアイテムではなく、最終兵器的なアイテムに近かったんですよね。
レコード会社の移籍に伴う一区切りだったり、解散前だったり。今のように人気絶頂期でリリースするパターンは極めて珍しい時代でした。
その点、オリジナルアルバムがここまで売れているのだから光GENJIの人気はホンモノと言って良いでしょう。

◆1位連続記録
シングル・・・8作連続/「STAR LIGHT」〜「荒野のメガロポリス」
アルバム・・・4作連続/「光GENJI」〜「Hello...I Love You」


◆年度別アーティストセールス

1987年度 154位/2,229(シングル2,229)

1988年度 1位/60,756(シングル19,601/アルバム41,155)
1989年度 8位/43,224(シングル12,255/アルバム30,969)
1990年度 15位/24,538(シングル7,040/アルバム17,498)
1991年度 31位/20,758(シングル5,238/アルバム15,520)
1992年度 58位/13,694(シングル5,374/アルバム8,320)
1993年度/68位/12,433(シングル4,674/アルバム9,021)
1994年度/52位/13,699(シングル4,860/アルバム8,839)
1995年度/86位/11,003(シングル940/アルバム10,063)


解散までの数字を追ってみるとやはり88年〜89年は凄い数字ですね。
短期集中型にせよ、この2年で100億円を売り上げるスーパーアイドル、
昭和から平成にかけての時代の中心には常に彼らが居ましたね。

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posted by nammy at 18:07| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 徹底解析シリーズ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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