シングルチャートはその時代によってヒットする曲もアーティストも極端に姿を変えていきます。
言うならばその時代の流行歌として記憶に残るものがシングルチャートです。
そんなシングルチャートをメインとして過去に遡ってみたいと思います。
今回は今から27年前の今週ヒットチャートに目を向けてみましょう。
1986.3/24付 No.1
◆1986(昭和61年)3月24日付ヒットチャートTOP30
※青文字は初登場曲
今週/先週/先々週/週間売上/アーティスト/タイトル
01位/3/5/5.0万枚/渡辺美里/My Revolution
02位/1/1/3.3万枚/吉沢秋絵/季節はずれの恋
03位/4/4/3.0万枚/中森明菜/DESIRE
04位/5/2/2.9万枚/チェッカーズ/OH!!POPSTAR
05位/2/-/2.6万枚/アルフィー/風曜日、君をつれて
06位/9/8/2.1万枚/本田美奈子/1986年のマリリン
07位/11/10/2.0万枚/椎名恵/今夜はANGEL
08位/6/3/1.8万枚/おニャン子クラブ/じゃあね
09位/10/7/1.8万枚/中山美穂/色・ホワイトブレンド
10位/8/-/1.8万枚/田原俊彦/Hardにやさしく
11位/15/19/1.8万枚/チャゲ&飛鳥/モーニング・ムーン
12位/7/-/1.7万枚/原田知世/どうしてますか
13位/-/-/1.7万枚/石川秀美/春霞恋絵巻
14位/12/-/1.7万枚/芳本美代子/心の扉
15位/13/6/1.5万枚/近藤真彦/純情物語
16位/16/-/1.2万枚/少女隊/もっとチャールストン
17位/14/9/1.2万枚/菊池桃子/Broken Sunset
18位/18/16/1.1万枚/湯江健幸/HURRY UP
19位/17/11/1.1万枚/荻野目洋子/ダンシング・ヒーロー
20位/-/-/1.1万枚/ラウドネス/レット・イット・ゴー(12インチ)
21位/20/21/0.9万枚/稲垣潤一/1ダースの言い訳
22位/22/26/0.8万枚/松本伊代/Last Kissは頬にして
23位/21/15/0.8万枚/少年隊/仮面舞踏会
24位/25/30/0.8万枚/神野美伽/じょっぱり船
25位/24/22/0.7万枚/中村あゆみ/真夜中のラナウェイ
26位/30/23/0.7万枚/小林明子/真実
27位/37/38/0.7万枚/CADILLAC/悲しきRadio Station
28位/23/14/0.7万枚/杉浦幸/悲しいな
29位/19/13/0.7万枚/岡田有希子/くちびるNetwork
30位/27/25/0.7万枚/小林旭/熱き心に
最大上昇曲:61位←87位(26ランクアップ)/鎌田英子「トワイライト・アクシデント」
最大下降曲:95位←70位(25ランクダウン)/ビートたけし「ポツンと一人きり」
◆今週のTOP100上昇注目曲(31位〜100位)
37位←48位/KODOMO BAND/ハート・オブ・マッドネス
48位←58位/志賀真理子/フリージアの少年
53位←60位/BOOWY/わがままジュリエット
61位←87位/鎌田英子/トワイライト・アクシデント
67位←78位/大月みやこ/ふたりの灯
76位←88位/スターシップ/セーラ
77位←95位/ホイットニー・ヒューストン/恋は手さぐり
78位←89位/ビリー・オーシャン/ゲット・タフ
81位←100位/五輪真弓/空
88位←94位/鈴木雅之/ガラス越しに消えた夏
渡辺美里登場8週目で初の1位獲得!!!
7位椎名恵、11位チャゲアス自己最高位記録、次週以降の動向に注目!!
今から27年前のヒットチャートです。
小室哲哉作曲として初めてチャート1位に輝いた週でした。
TOP10の顔ぶれを見ても現代でTOP10に入る面子はアルフィーくらいでしょうか。
そう考えると1983年から30年連続でTOP10入りを果たす彼らの人気は本物でしょう。
チャゲアスも活動再開の朗報が流れましたが、まだこの時のクレジットはカタカナ表記でしたね。
大ブレイクするにはもう少し後の話になりますね。