2015年12月16日

AKB48初動ミリオン遂に21作でストップ!!・・・nammyblog vol.178

AKB48の42ndシングル「唇にBe My Baby」の初動売上が発表されました。
12/21付で初登場1位、今作で首位獲得は2009年10月の「RIVER」より29作連続となった。
デイリー初日の売上は81.3万枚であった。

AKB48「唇にBe My Baby」.jpg

デイリー初日売上の81.3万枚は20thシングル「桜の木になろう」(2011年)で記録した65.5万枚以来の低スタートとなる。初日のつまずきで「ミリオンはいよいよ難しいか?」と予感したが、翌日以降も数字は伸びずだった。
結果今週の週間チャートでは90.5万枚とこれまで21作連続で初動ミリオンを記録してきた彼女らの記録はここでストップした。
停滞傾向はあったものの、なかなかその人気は根強く途切れそうで切れないスレスレのラインを保ってきていたが、ここにきてまさかのミリオン割れ!
カップリングに収録の「365日の紙飛行機」はNHK朝の連続小説ドラマ「あさが来た」主題歌。
個人的には同曲は初めて聴いた時に「お?」と久々に良い曲だなぁという直観が働いたが、思った以上に売れなかったので拍子抜けが素直な感想でしょうか。とは言え、90万枚も初動で売っているのだから今までがとんでもない数字だっただけに少なく感じてしまうのがAKBマジックだろう。
皮肉にもAKBの申し子「高橋みなみ」総監督卒業シングルにおいて自らミリオン記録を止めた。
これも何かの縁だろうか、ただ初動で90.5万枚、残り9万枚は年末年始のテレビ効果などで確実に売れるだろうから累計でのミリオンセールスは記録更新となりそうだ。
同作のデイリー発表と同時にシングル累計売上額がB'zの記録を抜き歴代1位記録を塗り替えた。
大批判の嵐の中での今作だが、もはやシングルCDというアイテムはヒットソングのバロメーターとしての役目は既に終わっており、CDを売ってきたB'zの記録は形上越されはしたが、それは世間がわかっていれば良い事。記録よりも記憶が大事、数年後AKBの楽曲は飾られた23作のミリオン記録があっても人々の記憶に残っているのは「恋するフォーチュンクッキー」「ヘビーローテーション」「フライングゲット」くらいではなかろうか。これが現実である。
posted by nammy at 00:29| 埼玉 ☔| 今週のヒットチャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月13日

【速報!】2015年アルバム年間チャート発表!・・・nammyblog vol.177

今年も2015年年間チャートが12/14付を以て締め切られました。
アルバムチャート速報をお伝えします!

★2015年アルバム年間チャート

嵐「Japonism」.jpg

1位 97.4万枚 嵐/Japonism
2位 86.7万枚 三代目J Soul Brothers/PLANET SEVEN
3位 82.2万枚 ドリームズ・カム・トゥルー/DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム
4位 78.1万枚 AKB48/ここがロドスだ、ここで跳べ!
5位 67.9万枚 AKB48/0と1の間
6位 57.6万枚 Mr.Children/REFLECTION
7位 53.4万枚 サザンオールスターズ/葡萄
8位 48.4万枚 SEKAI NO OWARI/Tree
9位 34.5万枚 関ジャニ∞/関ジャニ∞の元気が出るCD!!
10位 33.6万枚 Kis-My-Ft2/KIS-MY-WORLD
11位 30.8万枚 乃木坂46/透明な色
12位 29.4万枚 B'z/EPIC DAY
13位 28.3万枚 EXILE/19-Road to AMAZING LOVE-
14位 27.2万枚 E-girls/E.G.TIME
15位 26.7万枚 東方神起/WITH
16位 24.6万枚 安室奈美恵/_genic
17位 24.1万枚 ONE OK ROCK/35xxxv
18位 21.3万枚 V6/SUPER Very best
19位 20.5万枚 Hey! Say! JUMP/JUMPing CAR
20位 20.1万枚 福山雅治/魂リク
21位 18.2万枚 いきものがかり/FUN! FUN! FANFARE!
22位 16.4万枚 Superfly/WHITE
23位 16.0万枚 サウンドトラック/ワイルド・スピード スカイミッション オリジナル・サウンドトラック
24位 15.9万枚 浜田省吾/Journey of a Songwriter
25位 15.5万枚 Kinki Kids/M album
26位 15.0万枚 Acid Black Cherry/L-エル-
27位 13.8万枚 μ's/μ's Best Album Best Live! Collection U
28位 13.7万枚 テイラー・スウィフト/1989
29位 13.6万枚 ザ・ビートルズ/ザ・ビートルズ1
30位 13.3万枚 AAA/AAA 10th ANNIVERSARY BEST


シングルとは打って変ったアルバムチャート。
嵐が今年は制しました。10月前半まで三代目J Soul Brothersが首位をキープするも1ヵ月半という短期間で嵐に年間の座を譲ってしまいました。シングルに加えオリジナルアルバムもミリオン手前まで売れるとはやはりその人気は本物のようですね。
注目したいのが3位のドリカムベスト、25周年記念でリリースされた3枚組のお得盤、しかし彼女らもベストは何枚目だ?というくらいこれまで発売してきた。にも関わらずだ、82万枚という現代でCDは売れない時代にもかからずの快挙、時代を超えても新しいユーザーを取り込む彼女のボーカルが魅力を惹きつけたのだろう。
4位、5位とAKBがランクイン、シングルに比べればミリオンに届かないが60万枚以上のセールスを記録。
5位の「0と1の間」はつい先月発売された10周年記念ベストアルバム、さすがに特典買いが集中するオリジナルに比べていくらか一般ユーザーも手を伸ばしたのではないだろうか。
にしてもベストで67万枚、そうこれまでのミリオンがあくまでフェイントで実際の中身はこんなものが打倒だろう。でなければこのご時世にミリオンが20作以上も連続で出せるわけがない。みんな分かりきったことであるが、今回のベストアルバムがその結果を導き出した。
6位、7位のミスチル、サザンは安心して手に取れる最新作、この時代に50万枚超えが長期キャリア組からして素晴らしいの一言。ジャニーズなどアイドルグループの名前も目につくが、シングルほどではない。
まだアイドル以外の名前がある以上、アルバムチャートは若干信憑性が残されている唯一のヒットチャートなのかも知れない。
posted by nammy at 14:34| 埼玉 ☔| 年間チャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【速報】2015年シングル年間チャート発表!・・・nammyblog vol.176

今年も2015年年間チャートが12/14付を以て締め切られました。
シングルチャート速報をお伝えします!
ま、例年の如く驚くこともない結果になっています。

★2015年シングル年間チャート

AKB48「僕たちは戦わない」.jpg
1位 178.3万枚 AKB48/僕たちは戦わない
2位 132.8万枚 AKB48/ハロウィン・ナイト
3位 104.5万枚 AKB48/Green Flash
4位 70.2万枚 SKE48/コケティッシュ渋滞中
5位 68.2万枚 乃木坂46/今、話したい誰かがいる
6位 67.8万枚 乃木坂46/太陽ノック
7位 62.1万枚 乃木坂46/命は美しい
8位 57.2万枚 嵐/青空の下、キミのとなり
9位 53.1万枚 NMB48/Don't look back
10位 52.1万枚 嵐/Sakura
11位 51.9万枚 嵐/愛を叫べ
12位 47.5万枚 Kis-My-Ft2/Thank youじゃん!
13位 46.0万枚 SKE48/前のめり
14位 45.6万枚 三代目J Soul Brothers/starting over
15位 45.2万枚 SKE48/12月のカンガルー
16位 44.9万枚 NMB48/ドリアン少年
17位 38.4万枚 Kis-My-Ft2/Kiss魂
18位 37.5万枚 NMB48/Must be now
19位 33.7万枚 HKT48/12秒
20位 31.6万枚 関ジャニ∞/前向きスクリーム!
21位 28.8万枚 HKT48 feat.気志團/しぇけらしか!
22位 23.7万枚 三代目J Soul Brothers/O.R.I.O.N.
23位 23.4万枚 三代目J Soul Brothers/Summer Madness
24位 22.5万枚 Hey! Say! JUMP/キミアトラクション
25位 21.2万枚 Kis-My-Ft2/AAO
26位 20.9万枚 BUMP OF CHICKEN/Hello,world
27位 20.6万枚 KAT-TUN/Dead or Alive
28位 20.4万枚 Kis-My-Ft2/最後はやっぱり君
29位 20.4万枚 三代目J Soul Brothers/Unfair World
30位 19.9万枚 ラブ・クレッシェンド/コップの中の木漏れ日

TOP30の内訳をみてみよう。
秋元康組が15作、ジャニーズが10作、三代目が4作、そして唯一その中に入り込んだのが26位のBUMP OF CHICKENという悲しい結果。
AKB関連、ジャニーズ以外の楽曲はもはや売れない傾向なのは当たり前だが、年々この現象は悪化してきている。アイドル関連による特典目当ての購入は勿論のこと楽曲そのものを認識するにはもはや「CD」というパッケージそのものに期待されていないのがとってわかる。
AKBは2010年より6年連続年間シングル1位、TOP3を独占したのは2011年〜5年連続となる。
昨年との違いはジャニーズでも安定した人気とセールスを誇る嵐の作品がTOP10内に2作。
しかも8位、10位、11位という結果に「あれ?」と思う人もいるだろう。
ランキング上位を入れ替えたのはここ1年で急速にセールスを上げた乃木坂46が勢いを見せている。
年間5位〜7位と3作をランクインさせた。いずれも今年発売の3作は60万枚を超えており、AKB母体には届かないまでも派生グループ「SKE」「NMB」「HKT」を確実に超えた。
母体そのものがなかなか失速しそうでしない中で、毎年右肩上がりなのが彼女たちである。

TOP30以外に目を向けると31位、36位にB'z、32位福山雅治しか一般アーティストのランクインはされていない。アイドル戦国時代である現代、本当にユーザーが求めているヒットチャートを知るには配信チャートが適格だろう。
続々ニューフェイスが出てきた2015年、配信では人気を呼んだ家入レオや星野源、back number、大原櫻子、ゲスの極み乙女、BABYMETALなどほか、来年2016年はMACO、キュウソネコカミ、Da-ice、KANA-BOON、KEYTALK、[Alexandros]が個人的に期待ですね。シングルは売れなくともアルバムで売れればその人気は証明されるのでそちらで期待しましょう。
posted by nammy at 14:08| 埼玉 ☔| 年間チャート編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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