先日のアルペンCMも同様ですが、冬にまつわる企業別CMソングを集めてみました。
CMと音楽は大いに関係があります。
僅か15秒〜30秒という決められた短い時間内にいかに視聴者にインパクトを与えるか。
特にサビの部分の印象はとても重要だと感じます。
「あ、この曲良いな」と感じるのもサビ部分であり、テレビで起用される部分はサビ。
ここで印象を与えないと曲そのものが生きない。
いかにCMと曲をマッチさせるかが企業側と工夫と音楽との相性なのです。
■JR東日本 Ski Ski 歴代CMソング集
1991年/ZOO「Choo Choo TRAIN」/105.0万枚/最高位3位/1991.11.7
1992年/ZOO「YA-YA-YA」59.9万枚/最高位5位/1992.10.21
1993年/ZOO「Ding Dong Express」/14.1万枚/最高位12位/1993.10.21
1994年/ZOO「Angelic Dream」/7.4万枚/最高位14位/1994.11.7
1995年/globe「DEPARTURES」/228.8万枚/最高位1位/1996.1.1
1996年/globe「Can't Stop Fallin' in Love」/ 131.6万枚/最高位1位/1996.10.30
1997年/浜田雅功「春はまだか」/19.5万枚/最高位8位/1997.12.12
1998年/GLAY「Winter,again」/164.3万枚/最高位1位/1999.2.3
※1999年〜2005年はタイアップなし
2006年/木村カエラ「Snowdome」/6.1万枚/最高位6位/2007.1.17
※2007年〜2011年はタイアップなし
2012年/GReeeeN「雪の音」/2.9万枚/最高位6位/2012.12.19
2013年/SEKAI NO OWARI「スノーマジックファンタジー」/14.0万枚/最高位1位/2014.1.22
2014年/back number「ヒロイン」2015年1月21日発売
当初は1990年開業のガーラ湯沢スキー場への集客キャンペーンとして開始されたキャンペーン特集。
初年度のZOOがいきなりのミリオンヒット!以後4年連続で同CMソングを手掛けている。
95年度のCMにはデビューして間もないglobeがいきなりの大抜擢、4枚目のシングルにしていきなりの200万枚超えとなり96年度年間シングル2位を獲得した。また2年連続起用となり2作続けてのミリオンヒットへ。
どちらもglobeを代表するヒットソングとなった。
98年のGLAYは話題を呼びましたね。発売日がCM放送から開いたこともあり、CDが160万枚を超えるGLAY最大のヒットとなる。冬が到来すると脳裏に浮かぶあのサビフレーズが懐かしい・・・。
99年以降は意外にも同CMソングは作成されていないようです。
2006年に木村カエラの曲を挟み、また2007年〜2011年まではタイアップなし。
そういえば最近観ていないなぁとは感じていたが、そんなにも間が開いていたのですね。
TOP10入することはあったが、同CMで1位を獲得したのは今年のSEKAI NO OWARI。
ブレイク後のCMソング起用もあり、GLAY以来16年ぶりに1位を獲得することとなる。
今年のback numberも自身最高の4位を獲得したシングル「fish」を超えるヒットとなるか、注目したいところである。
■JR東海 クリスマス・エキスプレス
1989年〜1992年、2000年/山下達郎「クリスマス・イブ」/187.7万枚/最高位1位/1986.11.28
言わずと知れた冬の代名詞。元々の発売は1983年であり、レギュラー盤としては86年に再発。
毎年ヒットチャートに顔を出すも、知名度が一気に上がったのは1989年のCM起用後のこと。
登場30週目」、発売から6年目にして週間シングルチャート1位を獲得しミリオンヒットへ。
今年もランクインさせ1987年以来28年連続でTOP100内に送り込んだ不屈の名作。
93年以降からは同CMは作成されておらず、2000年に一度だけ復活した。
■JR東海 シンデレラ・エクスプレス
1987年・1992年/松任谷由実「シンデレラ・エクスプレス」/70.2万枚/最高位1位/1985.11.30
※アルバム「DA.DI.DA」にM7に収録
冬の女王の異名を持つユーミン。80年代後期の彼女はシングル発売はせず、常にアルバムで勝負をしてきた。
タイアップ付の楽曲も多く、シングル化されていないにも関わらず曲の知名度が凄まじい。
それだけ多くの人達がユーミンのアルバムを聴いていた証拠だろう。