2位には同じくオープニングテーマであるキング・クリームソーダの「祭り囃子でゲラゲラポー」が6.2万枚を売り初登場へ。同アニメによる週間チャート1位、2位独占は2010年5月10日に達成した「けいおん!」テーマ曲である放課後ティータイムの「GO! GO! MANIAC」(1位)、「Listen!!」(2位)以来4年6か月ぶり、史上2組目のアニメ独占記録となる。
今回の両作品には初回盤に特典として「妖怪メダル」が封入、親も子供もメダル欲しさに初回盤を複数枚予約したりするなどいわゆる特典買いも後押しした。
子供よりも親の方がハマってしまうという本作。今年に入り急激に成長を遂げ、今や今年を象徴する社会現象をもたらせた。
今週チャートには前OPテーマでもあるキング・クリームソーダの「ゲラゲラポーのうた」(累積売上12.5万枚)が37位、前EDテーマでDream5「Break Out/ようかい体操第一」(累積売上3.4万枚)が153位にランクインとアニメソングでありながら発売から6か月、息の長いヒット作となっている。
一方CDのみならず、今週付のゲームランキングでは2013年7月に発売された任天堂3DSソフト「妖怪ウォッチ」は累積売上で126.2万本、今年7月に発売された第2弾「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」は累積売上280.5万本を売り上げるなどその人気は衰えるところを知らない。
ブックランキングにおいては小学館刊行2013年10月発売の「妖怪ウォッチオフィシャル攻略ガイド」は累積61.8万部、今年10月に発売されたばかりの「妖怪ウォッチ2 元祖/本家オフィシャル攻略ガイド」は既に累積89.5万部と100万部手前と大記録のラッシュである。
一大ブームを生んだポケモンのように現代の子供たちを虜にする大ヒットアニメが生まれたという事は奇跡に近く、誰がここまでのブームを予測したことか。
年末の紅白歌合戦にも両者ともに出場濃厚であり、今年から来年にかけて妖怪ウォッチブームはしばらく止みそうにない。