本作は7月発売のアルバム「Colours」からのシングルカット作。
いつこの作品がシングルカットされ発売されたのか?知らなかったくらい。
前作3年3ヶ月ぶりにリリースされたシングル「Feel the love」は初登場5位。それまで25作連続初登場1位記録を保持しながらも、時代の波には逆らえなかったのか、リリース間隔が開けば開くほど、またプライベートでも結婚、離婚とその奇怪な行為はファンをも興覚めさせるような迷走ぶりに戸惑いを隠せない。
7月にはフルアルバムとなる「Colours」をリリースするも、同じレコード会社でもあるKis−My−Ft2のNEWアルバムを発売同日にぶつけてくるなど、かつてはレコード会社の大黒柱だったあゆをあっさり切り捨てたavex。
結果は初登場5位、ピーク期は初動で100万枚を軽く超える人気ぶりはもう微塵も感じられなくなってしまった。
今週付現在でも5万枚にやっと届くというところだ。
そんな静かにリリースされたシングルカット作はどのような結果を生んだのか。
10/13付シングルチャートで1位〜10位を見渡す。いない・・・。
デイリーチャートでは16位初登場、その後19位→19位と水面下を辿っていたが、11位〜20位を見てもない。
何と初登場は24位!その初動売上枚数はたったの2,889枚。
かつてこのような結果があっただろうか。そのくらい衝撃を受けた結果だった。
いかにアルバムからのカットだとしても昨今レベルの低いシングルチャート、TOP10入りは確実だろうというあさはかな思いは見事に粉砕された。
過去を見渡してもリミックスシングルは初登場30位〜44位間にランクインされたこともあったが、オリジナルシングルまたはシングルカット作としてのチャートインでは過去最低レベル。
ブレイク前のデビュー曲「Poker face」ですら初動1.1万枚、初登場20位だった。
それほど今作の彼女の曲には世間も関心を示さなかった。これが現実だろう。
いよいよ現役引退か?と囁かれるも依然本人が公言した「売れなくなったら潔く引退」という言葉は今や信憑性もなくなってしまった。
この結果を本人はどのように受け止めている?